仕事でも本を読むにしても集中しやすい空間を作ることは大切です。
諸説ありますが、精神科医であり作家でもある樺沢紫苑さんによると、人間の集中力には「15・45・90分の法則」があるそうです。
人が深い集中を持続させられるのは15分程度。子供でも集中力を保てる時間は45分。小学校の授業時間、テレビドラマもCMを除けば45分程度です。そして最後に45分の2倍である90分。この時間は大人が集中していられる時間の限界です。
参考:https://www.g-soumu.com/articles/column-2020-01-nioi9
集中して短時間でコトを済ませられるならその方がいい訳で、それを空間が助けてくれるならありがたい限りです。
今回は集中できる空間を作る簡単な方法をお話しします!
参考:空間デザイン心理士(高原 美由紀)
◆3ステップ
集中できる空間を作る3ステップは、
①視界に入るものを減らす
➁植物を置く
③仕事や勉強をする場所を限定する
というものです。
仕事や勉強をする時に机が散らかっていていると、色々なものが目に入り集中力が散漫になります。
机の上をかたずけて、目の前の景色の中にも人の動きなどが入りにくい場所を選びましょう!
植物は置くだけで集中力を高めてくれます。また、出来れば両脇に置いた方がイイらしいです!
さっそく花屋さんに行って観葉植物を買ってみてもイイかもですね。。
集中できる空間を作る方法を3つ上げましたが、僕が一番大切だと考えているのが「仕事や勉強をする場所を限定する」というものです。
◆アンカリング
心理用語に「アンカリング」というものがあります。人はそのもののイメージが付くと、そのイメージから抜けられなくなるというものです。
例えば、
ハゲ=汚い
タトゥー=怖い
原宿=若い
レストラン=高い
などがあります。
幅を広げればもっとありますし、正しいイメージのものもあります。しかし、これらのイメージは一度持つと中々離れなくなります。
それゆえ大切で、上手く利用しないといけません。
これを集中する空間に落とし込むと、「集中する場所は限定する」という事になります。その場所=「集中する場所」としてアンカリングしてしまえば、その空間に行くだけで集中しやすくなります。
反対に、その場所=「勉強も仕事もするし、お菓子を食べながらテレビも見る」というようにアンカリングされてしまうと、その場所に行っても集中するのに時間がかかるようになります。
家にある程度の広さがないと空間を分けるのは難しいかもしれませんが、そこは皆さんの工夫と少しの投資で解決してみて下さい!
僕もそんなことまで提案できる人間に成長します!
それでは、良い空間構成検討委員会ライフを!
#空間デザイン #心理学 #集中力 #アンカリング #心理用語