リビングダイニングで過ごす時、家族にはそれぞれの適した距離があるとされています。
もちろん、それがすべてではないですが、基準とする数値として存在するという意味です。
具体的な数値で言うと、家族のそれぞれの居場所が3m~3.5mの「円周上」にあると、一緒に過ごしているという共有感を持ちながら、話したいときに話すことが出来ます。
大切なのは「円周上」という点で、近すぎても遠すぎてもだめだということです。
もちろん、ソファーに座りながら近くで一緒にテレビを見るのがダメだというわけではありません。
常に近すぎるのも気疲れするので、ベースとしての距離感を3m~3.5mの円周上にすると良いという意味です。
反対にそれぞれの距離が遠すぎて、家族が集まりにくくなったという事例も聞いて、あながち間違っていない距離感なんだなと感じています。
僕の作りたいホテルに落とし込むと、少し逆の発想になります。
ホテルではそれぞれのお客さんが「他人」になります。つまり、一緒に過ごしているという共有感は求めていないということです。
この状況に先ほどの距離感を落とし込むと、逆に3m~3.5m以上離した方が良いということになります。一つの基準を持ったうえでインテリアなどを設置できると、効果も効率も上がるので大きな武器になりそうです。
◆簡単に作れる距離感
この距離感を作るのは、そのほとんどが家具です。ソファーやダイニングテーブルに留まることが多いと思うので、その辺りを移動させるだけならだれでもできます。
1人暮らしの方はなかなか実践しにくいですが、家族と住まれている方はすぐにでも試してみて欲しい内容になります。
この話を聞かれていた他の方も、実際に体感したという方も多く、効果的な方法だと感じました。
今日は少し短くなりますが、一つの指標にしてみて下さい!
それでは、良い家庭内適正距離を!(笑)
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