警備員の方から感じる本気の「ありがとうございます」
◆感情を乗せると顔に出る
これは今までも感じていたことだったんですが、今日、駅の近くを歩いている時に改めて感じたことです。それは、警備員の方からは本気の「ありがとうございます」を感じるということです。
どいう言う意味?となっていると思うのでしっかりと分かるように書いていきます。(笑)
普段生活していたら「ありがとう!」や「ありがとうございます!」という機会は多いじゃないですか?でも、普段よく使う言葉だからこそ言葉に力や感情が乗っていないことが多いと思うんですよね。
そんな中、工事現場の車の出入り口に立っている警備員の方からは「車が出るまで待っていただいて本当にありがとうございます。」という気持ちを感じるというお話です。
警備員の方でも人によるので、全員がそうというわけではありませんが、僕の感覚では比率としては非常に高い気がします。
じゃあ、なぜ警備員の方からは本気の「ありがとうございます」を感じるのか?ということを考えてみました。
◆一方的だから
警備員の方が、車が通るまで通行者を止めているときの関係性としては
通行人→待ってあげている
警備員→何もしてあげられていない
というように、通行人が一方的に与えている状態です。
もちろん、警備員の方も安全を提供しているとも言えますが、それは自分たちの利益を出す仕事をしているからであって、利益がなければその場所で安全を提供することはありません。
つまり、警備員側は一方的に待たせている状態で、「ありがとうございます」という言葉でその利害関係を満たすことが求められます。
通行人→待つ
警備員→感謝する
この式が当然のように成り立つというわけです。
しかし、この警備員の方の頭の中に「安全を確保してあげてるのだから、待って当たり前だろ」という考えがあればこの式は一気に成り立たなくなります。
◆どこから本気さを感じるのか
今日見た警備員の方は特に素晴らしいなと感じたのですが、僕が本気で言っていると感じた理由は『敬礼+しっかり通り過ぎる人の目を見る+お辞儀をする』という三点セットがそろっていたからです。
敬礼は職業的な部分もありますが、残りの二つは誰でも意識してすることができるものです。
ですが、ここまで拘って出来ている人は限りなく少ないと思いますし、僕も絶対に出来ていません。。
感謝という誰でもできることで、誰もが毎日していることも、突き詰めてこだわればプロフェッショナルに感じさせることができるのだな~と改めて感じました。
成功している人が言う『誰でもできることを誰よりもやる』というのはまさに言葉の通りで、人間の能力にそれほど大きな差はなく、小さな積み重ね(足し算)が努力を重ねているどこかのタイミングで掛け算に変わり、その差が目に見えてつくのだと思います。
僕もまずは挨拶と感謝を徹底してみようと思います。
皆さんも何か一つ拘ってみるのがいいなと思えれぜひ実践してみてください!
それでは、良い感謝ライフを!
#警備員 #感謝 #挨拶 #感情 #積み重ね #努力 #能力 #移動時間 #通勤時間 #電車通勤