How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

見えない心遣いと見える心遣い

見えない心遣いと見える心遣い

 

日本人が得意とする心遣いですが、今日は、その心遣いには「見えるもの」と「見えないもの」があって、それらの心遣いには適切な『分量』があるよね、と言う話をさせていただきます。

 

◆見える心遣い  

 

先日、少し高級なレストランに行ったのですが、まず目に入ったのが入り口でのスタッフの見える心遣いです。

「見える心遣い」と書くと、少しわざとらしい心遣いのように捉えられてしまうかもしれませんが、お客さんが知ることのできる心遣いなのか、お客さんの知ることのない心遣いなのかを分けるための書き方だと思ってください!

 

僕が言われたわけではないのですが、一組前のカップルが紙袋を入り口で預けている時に「これは常温で保管しても問題ないものですか?」と聞かれていました。

特別凄い質問ではありませんが、意外とその点に気を遣える人は少ないのではないかなと感じました。

 

これは見える心遣いなので、これを聞かれたお客さんはスタッフの心遣いを感じて、「やっぱり高級な店は違うな~」と感じることが出来ます。

 

前のブログで書いたスタッフ間の会話を敬語に徹底するというのも、心遣いとは言わずとも見える高級感にはなります。こういった心遣いはあからさまでない限りどんどんしていって良いものだと思います!

 

hoomz-kohei.hatenablog.com

 

 

◆見えない心遣い  

 

見える心遣いとは反対に、気を使っているポイントではあるが、お客さんは気づくことのできない心遣いもあります。

 

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これを考えるきっかけになったのは、高級なレストランで帰る時に荷物を貰った際、僕とスタッフの方の間に静電気が流れたことがきっかけです。

 

この出来事で興ざめしたとか、もうこの店に行きたくないと思ったとかは全くありませんが、荷物を渡す前に静電気を除去してから渡すという心遣いがあってもいいなと思ったからです。

 

ですが、この心遣いは「見えない心遣い」で、静電気が起きなかったとしてもお客さんも何も感じることはありません。その見えない心遣いもやらないよりはやった方がいいと思いますが、「どこまでするのか?」というのが問題になると思います。

 

見えない心遣いも出来るならした方がいいとは思いますが、それを増やしすぎるとスタッフがルールに縛られすぎて仕事に影響が出てしまいます。

 

この見える心遣いと見えない心遣いの間に位置するのが「トイレの掃除」だと思います。お客さんが、スタッフが掃除している姿を見ることはありませんが、清潔に保たれているトイレを見ると「掃除をしていること」を感じることが出来ます。

 

大切なのは「見える心遣い」を「見えない心遣い」より多く取り入れて、「見えない心遣い」については適切な量でルール化することだと思います。

#ここまではやってこれ以上はやらないといったように

 

見えない心遣いは、お客さんには見えなくてもスタッフたちの誇りを保つことにはつながります。しかし、これも量が多すぎると「心遣い」のはずが「義務」になってしましいます。この「見えない心遣い」のルール化には、近道ではないにしても大きな意味があることを意識した方がいいな~と思います!

 

それでは、良い心遣いライフを!

 

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