シルクドソレイユのチケットの売れ方
◆どのチケットが売れるのか
シルクドソレイユが日本にやってきました!
僕もどこかのタイミングで観に行こうと思っていたところ、チケットの売れ方が面白かったので詳しく調べて見ました。
まず一番面白かったのは、僕が調べた中では全ての会において、一番高いSS席特典付き22,000円のチケットが最初に売り切れていたということです。
シルクドソレイユは超VIPが来た時に、その人を楽屋に通して演者と話す機会を作っているなど、富裕層に向けたサービスが非常にうまいことは認識していました。それをここでもちゃんと成功させていて、値段設定や特典の内容に関しては流石だなぁと感じました。
ちなみに特典はこれ。
◆安いチケットが売れる日
一番高いチケットは全ての会において売り切れだったのですが、その次に人気なのが「一番安いA席6,600円」の時と「二番目に高いSS席12,800円」の時で分かれていました。
「一番安いA席6,600円」が二番目に人気になるは平日です。厳密にいうと日〜木曜日です。恐らくですが、主婦層がお小遣いの範囲内で観に行くことが多いのだと思います。
となると、この値段設定は主婦が使える金額を調べ尽くしてから設定しないといけません。仮に主婦が1ヶ月に自由に使える金額の平均が1万円なら、この6,600円のチケットは高すぎます。
今は主婦の方でもパートをしている方が多く、簡単に主婦が1ヶ月に使える金額を見積もることはできませんが、参考までに調べて見ました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000070676.htmlより
平均が19,697円ですので、6,600円というのは出せなくない丁度いいラインだと感じます。さすが。
◆安いチケットが売れない日
安いチケットが二番目に人気ではない日もありました。それが週末です。厳密には金曜日と土曜日。
多くの会社員の休みは土日なので、そこである程度お金を持った人(仕事をしている人)が観に行くのがこのタイミングなのだと思います。華金と言うくらいなので、仕事終わりでも次の日が休みであれば観に行く!という人が多いのも頷けます。
このチケットの売れ行き予想は、実際に販売した後に見て、その理由を推測しているので比較的簡単ですが、これを値段を決めて売る前に当てに行くのは相当の調査が必要なんだろうなと感じました。
総座席数を減らしてでも、プレミア席を増やして富裕層からお金をいただくビジネスモデルにするのか、それとも一般層が多く入るようにして口コミの数を増やすのか。難しいけどやりがいのありそうな仕事です。
誰か観に行きましょ。笑
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