自分の企画は自分なら買うものだったのか？
◆素人会議
9月にクラウドファンディングを始めて、１１月に撮影をした「素人会議」という企画があります。会場費と撮影編集に諸経費を加えて２９万円必要だったのですが、その企画を自分なら応援したかということを改めて考えようと思います。
◆素人会議が生まれたワケ
芸能人がテレビで「２０代のうちにしておくべきこと」であったり「成功するために必要な考え方」みたいなものを語り合ったりする番組があるじゃないですか？
あれは成功した人だからこその説得力や、話が上手い人の話を聞く楽しさも加わりますが、内容自体は一般の人でも経験していることって多いと思ったんですよね。
一般の人もいろいろな失敗や経験をして色々な考え方を持っていますし、その経験はその経験の話を必要としている人に届けば大きな価値を持つと思います。
北欧では一般の人が自伝を書いて、それを一般の人が読むみたいなことが当たり前に起こっているのですが、その文化を一気に作るのは難しいかなと。
４人くらいで円を作り、フリップを使って「考え方や生き方」をトークテーマにしたら、結構深い話が引き出せると思ったんですよね。
飲み会でも「考え方」などをトークテーマにして深く話せる機会はなかなかないので、、
◆素人の「考え方」に価値はあるのか
一番重要な問題だとは思うのですが、知らない素人の考え方を知りたい・聞きたいという人がどれだけいるのかということ。
有名人の話は知っている＋為になるということで聞く人が多いと思うのですが、素人の話となると内容が重要になります。深くて面白い話はたくさんあるのですが、普段から話を聞いて「素人の人でも面白い考え方はたくさんある」ということを認識していないと興味を持つのは難しいのかもしれません。
僕がこの動画を３０００円で買う側だとしたら、そのうちの誰かを知っているという条件が揃っていないと買わないなと思いました。なんなら知っていても３０００円は高い気がします。
ありがたいことに１万円以上の応援をしてくださる方が何人かいたおかげで目標金額に大きく近づくことが出来たのですが、その人たちも僕のことさえ知らなかったら絶対に応援はしてくれていないです。
となると、ネットで大衆に向けて売るのはかなりのハードゲームですよね。今思えば、クラウドファンディングで出す前に「自分なら応援するか？」という視点でもっと見ておくべきだったなと思います。
次の手として、企業の中でやってもらうというのがあります。企業のコミュニケーションとして素人会議をしてもらうのはどうかということです。
これは次のブログで書きたいと思います！
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