先日熊本にある黒川温泉に泊まってきました。
旅館の空間の良さは一つ前の記事で書きましたが、もちろん「温泉」自体も最高でした。
僕は温泉の持つ力を強めに評価していて、自分の作るリゾートホテルにも入れたいなと思っています。
なので、温泉に入ったときは色々と見る様にしています。
今回は以前の「分析が甘すぎる」という記事で書いたように、「この空間の何が好きなのか?」「この空間の何がいいのか?」を詳しく考えてみました。
◆竹林風呂
一番最初に入ったのが窓一面に竹を建て、その竹に光を当てて演出された温泉です。
公式「優彩」ホームページより
温泉に浮かぶように配置された石のオブジェが、この温泉を「池」のように感じさせてくれます。
普段は禁止される池に入るような感覚が少し面白かったです。
また、温泉の窓に配置された「竹」がおしゃれなことは言うまでもありませんでした。
竹には木には出せない青々とした「生気」を感じさせる力があり、木と比べて綺麗に感じます。
温泉の中に竹が入ってても綺麗そうだけど、木が入っていると木屑で汚れそうなイメージが伝わりますかね、、?
さらに改めていいなと感じたのが、温泉の広さです。「大きい」「広い」というのは無条件に贅沢感を与えてくれますよね。
◆露天風呂
この旅館には貸切風呂や男女専用風呂があるのですが、それぞれに露天風呂がついていました。
やっぱり露天風呂は気持ちよくて、これも「なぜ気持ちよく感じるのか?」「なぜ感動的なのか?」を考えてみました。
•体が暖かくて外が寒い状況が気持ちいい
•裸で外に出れる状況が自分の部屋空間に感じさせる
→自分の世界の感覚を味わえる
ここでは、いい答えが出せた感じはないですが、これも繰り返し考えていくことで精度が上がっていくんだと思います。
明らかに今までの考え方とは変わっているので、いい分析の仕方に出会えたなと思います。
旅館には温泉街という土地の強さがありますが、その中でも選ばれる旅館と選ばれない旅館があることは事実です。
以前群馬県草津温泉(四万温泉)に行った時も、旅館の女将が僕と話す時間をとってくれると言うサービスの素晴らしさを感じたことがありました。
続くものにはしっかりと続く理由があると思うので、その辺りは見つけて学んでいきたいなと思います!
それでは、良い温泉旅館ライフを!
#黒川温泉 #熊本県 #旅館 #温泉旅館