How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

お客さんを空間演出として使う

僕は、空間創造の仕事をしているのですが、基本的にオフィスなどが多く、商業施設やホテルは担当できていません。

オフィス設計は一番条件が厳しいので、かなり勉強にはなるのですが、人が入ってからはもう関わることが出来なくなります。

作って渡して終わり。という感じなんですよね。

僕はリゾートホテルを創ることが夢なので、そこに向けた勉強をしていく必要があるなと思っていて、そのホテルにはもちろん人(お客さん)が入ります。

なので、今の時点から「この空間に人が入ったらどうなるだろう?」という視点で空間創りに取り組むようには意識しています。

 

◆空間を作っているもの

 

空間を作っている要素には幾つかの種類があります。

モルディブ

簡単なところだと、天井、壁、床があります。それに加えて、机やテーブルなどのインテリアも空間構成の一部です。

ですが、これは人がいないときの空間です。僕は、創った空間に人が入っている場面をたくさん見ることはできません。作って渡したらもう関係のない人になってしまうからです。

空間に人が入ると、空間の見た目は全くもって別物になるはずです。どれだけ広い建物でも、そこにたくさんの人がいれば、その空間を狭いとすら感じるかもしれません。

これが、空間に人が入った時の面白いポイントです。

 

◆目に入ってくるもの

 

空間の中に人がたくさんいるとすれば、目に入ってくるのは「壁」でも「床」でも「天井」でもなく、『人』です。

小学生の頃の体育館なんかを思い出してもらいたいのですが、あの時って視界いっぱいに「人」の頭が入ってきたじゃないですか?

それが、イベント会場などの人がたくさん入る場所では起こり得るということです。

もし、この「人」を空間演出の一つとして加えることができたら、圧倒的なものが出来上がるはずです。

ライブなどでは既に実践されていて、お客さんが買うグッズというのは売り上げだけではなく、空間作りにも貢献しているんです。

お客さんがペンライトを振るだけで、自分以外の全ての人のペンライトがその空間の一部になります。

あれと同じことを、もっと積極的に空間に取り入れられたらいいなと思います。

温泉でも、皆んなが浴衣を着ていた方が、すれ違う時も雰囲気が出るじゃないですか?

リゾートホテルを作る時には、どうやったら人を空間の一つとして加えられるかという視点も持っていたいなと思います!

 

それでは、良い空間演出ライフを!

 

#空間演出 #ライブ演出 #旅館 #浴衣 #リゾートホテル #将来の夢

 

 

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