先日賀詞交歓会があり、たくさんの名刺を交換しました。もちろん全員の名前を憶えられたわけではないですし、反対に僕の名前も憶えられていないと思います。
この会で『自分の名前を憶えてもらうこと』に力を入れられなかったのはミスったな~と後で思いました。
以前の記事で、自分の名前を憶えてもらう前に『相手の名前を覚えることが大切!』。自分が覚えていることが次に会った時に伝われば、その人もこちらの名前を覚えようと力を入れてくれると書きました。
もちろんこのことは今でも意識していて、賀詞交歓会でも覚えようとしました。ただ、これ以外にも「その場」で名前を憶えてもらう方法というのが今回の内容です。
◆コンビ名の伝え方
お笑い芸人が漫才をするとき、まず最初にコンビ名を言います。
「ハイどうも~コロコロチキチキペッパーズです~」といったように。このコンビ名が早口で聞き取れなかったとしたら、漫才が面白くても名前を憶えてもらえないという非常に勿体ないことが起こります。
これはだれでも同じで、「良い意見を言っているのに名前を憶えられていない」というのは、一回あるだけでもかなり勿体ないです。
芸人が養成所でまず言われるのが、この「名前をはっきりと言う」という至極当然の内容だそうです。
ただ、これをできていない人が本当に多いそう。
自分の名前は何度も言っているので言い慣れていますが、相手からすれば初めての名前です。流して早口で言われても聞こえないことも多いはずです。
名刺を見せて交換したとしても、そんな言い方だとインパクトが弱く覚えやすいとは言えません。
◆一文字ずつ覚えてもらう
吉本芸人が名前を憶えてもらうトレーニングとして行っているものを紹介します。
①一文字一文字の口の形をつくる
僕の場合なら「に・し・や・ま・こ・う・へ・い」と一文字ずつ。
②それぞれの口と併せて声を出す
③口の形に音が付いてきているかを確かめる
ここで声が遅れてきていたら相手に伝わりにくい名前の伝え方をしているということです。
この口の形と声が同じタイミングで出るように練習し、早口過ぎないはっきりとした声で名前を言うことが名前を覚えてもらう大・大・大前提です。
僕もこのことは意識していなかったですし、練習することでどれくらい変わるのかが楽しみです。
少しでも「名前の覚えてもらえなさ」を考えたことがある方は試してみてください。それでは、良いネームリメンバーライフを!
参考文献:1秒で答えをつくる力 本多正識
#吉本興業 #本多正識 #コロコロチキチキペッパーズ #名刺交換 #名前を覚える