How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

すぐに帰る「派遣」をどう扱うか

僕は最近夜間帯で働いているのですが、現場を管理するということもあり、派遣の人も夜間で一緒に働いています。

チームの他のメンバーは今は日中の時間帯で働いているので、夜間は僕と2人です。

そしてこの派遣の人がすぐに帰るんです。
現場の工程を組むのは僕の仕事で、今の期間に余裕を持たせてしまったのも悪いですが、20時に来ても終電までに工事が終われば23時に帰ります。

派遣なので勤怠をどの様に登録しているかは分かりませんが、おそらく始発まで働いていたことにしているでしょう。

この「派遣の人」をどの様に扱うかが今後の僕には重要になってくる様な気がしていて、人を動かす練習と捉えています。

◆依頼方法

仕事があれば、その人も時間をかけてやるわけで、その仕事を触れていないのは僕の責任です。

ただ、「その人が働いていないのにお金をもらってるのはずるい!」とは考えたくなくて、それは僕には一切関係のないことです。

その人が仕事をせずにお金をもらっていようがなかろうが、僕のスキルや給料に影響することはありません。

そんなことを気にする暇があったら自分のスキルアップに集中するべきです。
ただ、多くの人がこれを「ズルい」と感じてしまうのが事実で。僕もそれを完全にかき消せているわけではありません。

今は、先輩が大きな部分を担ってくれていることもあり、僕の仕事量がパンクするほどという訳ではありません。僕がやるべきは図面を読む能力を高めたり、建築知識を高めたりすることだな~と思います。

本題の、「どのように依頼するか?」という事ですが、考えるべきなのは、「どれくらいの難易度の仕事を」「どれくらいの量お願いするか」という事です。もちろん派遣の方は正社員と比べると、建築的知識は弱く、打ち合わせにも参加していないので現場への理解度も低いです。

その人に図面の修正などの難しい仕事を依頼しても出来る訳がなく、説明に大きな時間を取られることが予想できます。
これはほとんどの”先輩”が感じていることだと思いますが、「自分でやった方が早い仕事」を時間をかけて後輩に説明するのは大変だけど、その後輩の成長を考えるとその方がプラスだから時間をかけて教える。という事をしているかと思います。

ただ、これには「成長を考えると」という条件が付いていて、いつ辞めるか分からない、モチベーションもない派遣の人に対してはこれは当てはまらないような気がします。教えるなら、長く会社に残る可能性の高い「正社員(新入社員)」の方がその価値がありそうです。

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