何かを始める時には、全く新しいものに手を出す人が多いです。僕もその一人で、自分の今いる分野と全く関係ない分野に手を出そうとしてきたことがたくさんあります。
そうなってしまう理由としては、今のフィールドに可能性を感じられていない(可能性に気づけていない)というのが大きいと思っていて、ここまで仕事をしてきてチャンスを感じないから、他のフィールドで勝負をしようとしてしまうという事ですね。
今日は、自分は結構たくさんの持ち手を持っているのに、その持ち手に気づいていないから、他のフィールドに手を出し失敗してしまうのではないか?というお話です。
◆工場夜景
少し前に流行ったものに工場の夜景ツアーというものがあります。夜の暗闇に光る、工場地帯の光が美しく、その夜景を船などでツアーするというものです。
これは、本人たちが気づいていなかった「持ち手」の典型例で、普段工場で働いていた人たちはその景色に慣れていたので、工場夜景ツアーという売り出し方に気づきませんでした。
普段から自分の周りにある「持ち手」はなんだ?と考える癖を持っていれば気づけていたのかもしれません。
◆持ち手を見つけるのが上手い先輩
僕の先輩に自分の持ち手を見つけるのが上手い人がいます。今の事業内容から派生させられることには何があるだろう?と考えて見つけるのが上手い人ですね。
会うたびにその大切さを聞けるのはありがたいのですが、僕はまだまだその癖がついていないと思います。
会社員として働くと、なかなかその意識を持つのが難しいのだと思うのですが、そんなのはただのいい訳です。
#利益が見えずらい
逆に会社員だからこそ持っている「持ち手」というのもたくさんあります。今の僕はそこを考えるのが大切なんだと思います。
・大きなお金の動かし方
・会社が決定を下す流れ
・会社同士の癒着関係
・会社の決定に効果のある言葉
この辺りを学べるのはある程度の規模の会社にいる人達の強みです。
どのようにお金が動いているのかを把握することが出来れば、自分が会社を持った時に大きな会社の懐への入り方が分かります。
会社の決定までの流れや、その時に響く言葉を知っておけば、会社に取引のプレゼンを行う時などに役立ちます。
大切なのは、お金を生み出すための持ち手を探すことだけではありません。
最終的にはそこに繋がりますが、そこで大きな結果を出すための下準備として、自分の学びの「持ち手」を見つけておくことは大切です。
その上で、仕事以外の時間で今の自分の持ち手でどう戦えるかを考えることですね。会社にいると自分の独断でアウトプットを行う難しさがあるので、その辺りは休みの日にカバーです。
明日からも忙しくなるぞ!!
それでは、良い持ち手探しライフを!
#持ち手 #プレゼン #戦い方 #お金の動かし方