お店で音楽を掛けているところは多いかと思います。レストランやバー、美容室や携帯ショップなんかでもそれぞれに合った音楽が流れています。
でも、この音楽を空間やサービスと合わせるのって意外と難しいなと思います。なんとなく合っているレベルなら簡単に出来るかもしれませんが、本当にマッチしている状態って中々作れないと思います。
高級ホテルのエントランスでは、そこで流す音楽にもかなり気を使っています。落ち着いていて、高級感があって、贅沢している感じも味わえる空間と音楽。この組み合わせにまでこだわり、感情に訴えることのできるサービスが作れたら最高ですね。
今日はそんな、空間×音楽についてです!
◆YouTubeで聞いてみる
実際に音楽を聴いてどのような空間に合うのかを考えるのは大切だと思います。僕の場合はホテルに合う音楽(クラシック)を知っておくことは大切だし、バーのオーナーなら自分の店に合う音楽を知っておくことは大切です。
例えば、この音楽の冒頭は天井の高い木目調のホテルのエントランスがイメージできました。高級感もあって、歩くスピードもゆっくりになりそうです。
この音楽の冒頭の場合は、室内というよりもホテルの周りの敷地で流れているのがイメージできました。夜に近づき暗くなった空に対して、凛々しく構える門構えのホテルが際立ちます。
ホテルに帰る楽しみや、ホテル生活が終わってしまった寂しさのようなものを全て包括しているように感じました。
この曲の場合は、タイトルにもあるようにエントランスというよりはラウンジの空間がイメージできますね。
最初はエントランスに流れそうな曲と同じようにゆったりとしたメロディーですが、0:50(50秒)の辺りからバックに入る音によって、一気にラウンジ感が増します。それも高級な。
僕はホテルを創りたいですが、建築だけを作りたいのではなく、
「人によるサービス」
「音楽による感情の揺さぶり」
「建築による壮大感」
「内容による空間の変化」
これらを合わせてホテルとして作りたいと考えています。もちろん一人で出来ることではないですが、自分もどこかの領域においては突出していないといけません。
世界のプロと肩を並べて作っていくのだとしたら、自分自身に力があることが大前提です。
中途半端な力はすぐに見抜かれると思います。限られた時間をそういったところに当てたいなと改めて思いました。
クラシックやジャズっていいなぁ
皆さんもぜひ!それでは、良いアンティークミュージックライフを!
#ジャズ #クラシック #ホテルミュージック #ラウンジミュージック #空間と音楽