タイトルにもある通り、今日は「中身(情報や物)」を提供するときには、「環境」を提供する必要があるという内容です。
タイトルだけでは理解が難しいと思うので、具体例を使いながらお話ししますが、モノやサービスを提供するすべての方に当てはまる内容だと思います!
◆住宅を提供するなら
例えば自分の仕事が、住宅を作って提供する仕事だとします。まずは、この場合の「中身」と「環境」を抽出してみます。
【中身】
新しい建材、高級な大理石、防音性の高い壁、高い天井、ふかふかなソファー、おしゃれな照明
【環境】
家族関係、家庭内のコミュニケーション、ルール、仲間・友達
このように分けると分かりやすいですが、多くの人は「中身」を提供しようとしますし、中身で勝負しようとします。
#僕もそう
ただ、この中身を提供しようとするのは、中身の提供が環境の提供に比べて容易だからです。「モノ」として用意すればいいだけですからね。
これに比べて環境の提供はかなり難しいと感じます。「はい、提供しました!」とはならないですからね。
これに対する僕の認識としては、中身を提供する時に、環境もそれぞれ別で提供しましょう!ということではなく、環境を提供できるような中身を提供しよう!という意味です。
「こんなに良いモノ(中身)を提供しているのだから満足してくれるだろう」
ではなく、
「これ(中身)を提供すれば、こういった環境を構築することが出来る」
という考え方を持つことが大切なのではないかなと思います。
どの「中身」と「環境」がリンクしているのかはこれから勉強ですが、まずはこの考え方を持っておくことが大切なんだろうな~と感じました。
今日もお客様への引き渡し書類をどのようにして渡すのかという時に、「中身」重視で考えてしまっていました。
内容が伝わるものだからいいだろう!と思っていましたが、先輩は「こうした方が丁寧じゃないか?」とさらに先を見ていました。
僕のやり方でも中身は提供できますが、その先の「使いやすさ」や「運用のしやすさ」は提供出来ていません。
中身を渡した後のことを想像しながら改めて考え直したいなと思います!
作り直しだ!!
それでは、良い提供ライフを!
#情報 #中身 #環境 #提供 #お客様