僕がずっと行きたかった場所の一つに、長崎県の『ハウステンボス』があります。
関西に住んでいる時ですら遠かったその街は、関東に引っ越すことでより遠くなってしまいました。
しかし、旅行で福岡に来たのだから、長崎まで行っちゃえ!というノリで今回やっと行くことが出来ました。
◆夜の街並み
今回はアフター3という、15時以降の入場だったので、着いた時から少し薄暗く、夜の街並みをたくさん見ることができました。
ヨーロッパのオランダをモチーフにしたその街は、さすがは2000億円をかけて作られた街だなと感じるくらい作り込まれていて、外国人しかいなければ勘違いしてしまうほどの作りでした。
特に夜の街並み×電飾は圧倒的で、その綺麗さが写真に残せた写真があるのでぜひ感じてみて下さい。↓笑
◆あの風車
僕の中でハウステンボスといえば「風車」でした。CMなのか、何で見たのかは覚えていませんが、なんとなく頭にあったのが風車です。
その風車も入り口からすぐの場所にあり、「あ〜ハウステンボスに来たな〜」という感じがしました。
実は、この「あ〜〇〇に来たな〜」という感覚は、ホテルを作っていく上で非常に大切だなと感じています。
今の時代、写真もなにも見ずに取り敢えず泊まりに行くなんてことはあり得ません。
みなさん、CMやホームページ、予約サイトなどを見てから予約をします。
つまり、この場所行ってみたい!と思ってもらえるようなインパクトは非常に大切です。僕が作りたいのは、「安くて駅に近い」が強みのビジネスホテルではありません。
ジャンルとして分けるなら「ラグジュアリーホテル」に該当します。
そうなると、ここワクワクしそうだなと思ってもらえるような空間を作り、ホテルに到着したら「あ〜あの〇〇だ〜、写真で見た通りワクワクする空間だな〜」と感じて貰えるようにすることは必須です。
これを上手くまとめた言葉で言うと「アイコンを獲る」ということですね。
クリスマスのアイコンが「サンタクロース」であるように、ラグジュアリーホテルのアイコンを獲ることができれば最高です。
今でいうと、星のリゾートなんかが1番そのアイコンに近いかもしれません。
この辺りをうまく設計して、地道に作り上げていくことが大切だなと感じます。
ハウステンボスは、「海外の街」というアイコンを獲っていると思います。
ただ、そのことがまだ伝わりきっていないような気もします。
クオリティーの高いものを作ったら、その次に大切になるのはマーケティングです。
マーケティング事業部が変わると、ハウステンボスはまた飛躍するかもしれないですね。
それでは、良いハウステンボスライフを!