人がサービスを受けて『贅沢』と感じるタイミングには一定の規則があります。
僕は、リゾートホテルで人を感動させることが夢なので、この『贅沢』を感じさせるポイントについてかなり正確に把握しておく必要があります。
その僕が考える贅沢の感じさせ方は「無駄を作る」というものです。
ホテルで言うと、想像以上に広いエントランスやラウンジからは「贅沢さ」を感じますし、レストランなら、食べきれないほどの料理からは「贅沢さ」を感じます。
まぁ、レストランの場合は「もったいなさ」になるかもしれませんが、、(笑)
でも、必要以上に大きなテーブルなら「贅沢さ」を感じますよね!
とにかく、贅沢さをかんじさせるためには「どのように無駄を設計するか」が大切になってきます。今回は、ホテルのエントランスでどれだけ無駄を出せるか、ホテルはエントランスで全てが決まる!というお話です。
無駄を入れ過ぎて贅沢に感じない特別なパターンはこちら!
◆エントランスへのこだわり
ホテルのエントランスが大切ということは、恐らくすべての設計者が理解していることで、恐らくすべてのお客さんも分かっています。
じゃあなぜ「エントランス」に力を投下出来ないのかというと、ほぼすべての理由は『お金』です。
エントランスを作り込むにはもちろんお金がかかりますし、エントランスに作った無駄な空間の分だけ、客室など「マネタイズできる部屋」の空間が減ってしまいます。
【SAKURA TERRACE THE GALLERY】
僕は、こういったエントランスが大好きです。エントランスに水を使った空間を取り入れ、中に入ってもワクワクしそうな入り組んだエントランスです。
もちろん、中に入ってからの空間も最高です!!!
【HOTEL IMAGINE KYOTO】
エントランスまでの道を演出させるのも最高です!
ホテルは、ホテルまでの道のりも体験として演出するべきだと考えているので、本当は他の空間に使いたいようなこのスペースも、入り口として演出に使っているこのホテルの理念には尊敬します。
エントランスもかなりイイ感じで、このホテルのコンセプトである
「全世界の人たちと国境・人種・性別の あらゆる垣根を越えて
「人」として 繋がることができる場所
京都の街の歴史と未来を想い、 ホテルイマジン京都は創設されました。」
というものを満たしているように感じます。
【リーガグラン京都】
最後に、面白いアイディアだな~と感じたのは、扉を開いてすぐ「エスカレーター」を設置しているホテルのエントランスです。
実際には、このエスカレーターを上って上がった2階がエントランスなのだと思いますが、ホテルの一番最初の「顔」という意味では、この空間がエントランスになります。
このエスカレーターを登れば何かワクワクした空間が待っていそうな、感動を演出する面白いアイディアだなと感じました!
客室ももちろんなんとも感動を演出させてくれる空間で、間接照明の使い方なんかもイイな~と思います!
最近の京都にはたくさんのおしゃれホテルがありました。京都に訪れる際はぜひ、ホテル選びにも力を入れて楽しんでください!!
それでは、良いおしゃれホテルライフを!
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