How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

足を運ばないと見えない好立地

先日、糸島という場所に行きました。
福岡空港から車で2時間くらいの場所にある所です。

糸島と書きますが、「島」というわけではなく、海沿いの綺麗な街です。
この辺りは牡蠣なども有名で、牡蠣小屋なんかにも行ったのですが、ここでふらっと訪れたカフェが色々な意味でタイプすぎました。

◆こんな場所があるのか

このカフェがあったのは海沿いで、少し高台にあるので窓から辺一面の海を眺めることができます。

僕の足を運んでいる量がまだまだ少ないので、こういった場所が日本に少ないのかは分かりませんが、こんな場所があるのか!と強く印象に残りました。

こういった場所を見つけるには足を運ぶしかありません。ネットに載っている情報は「その人」が感じた感覚で、ネットへの書かれ方はその人の経験や職業に大きく左右されます。

空間を作る職業をする僕の捉え方と、飲食店で働く人の捉え方が同じはずがないですからね。
僕が直直接見ないと見つけられない絶好の立地というものもあるはずです。

◆木の使い方

このカフェは木の使い方が非常に良かったです。丸々一本の木を梁に使っていたので、古い建物なのかなと思いましたが、綺麗な内装からは古さを感じることは全くありませんでした。

「梁」というのは、「柱」が建物の縦方向を支えているのに対して、横方向を支えている部材のことです。

天井を見上げて、柱と柱を繋いでいる横方向の部材があれば、それが「梁」です。

梁以外にも、テーブルやカウンターなんかも全て味のある木(もく)で作られていて、木の呼吸を感じるくらい暖かく落ち着いた空間でした。
#薪ストーブもいい味を出していた

最近のオフィスやホテルを作っていると、こういった昔ながらの空間を作るということはあまりありません。

作ることがない以上、その空間の良さや悪さに触れることもなく、空間を作る時の発想の中に入ってきません。

これは非常に勿体無くて、最新のホテルであろうがオフィスであろうが、こういった木を取り入れた温かみのある空間を作ることは可能です。

大切なのはそういういった空間があることを知り、その良さと悪さを押さえておくこと。
そうすることで発想の中にその空間を取り込み、必要な時に作ることが出来ます。

今まで見てきた「木の空間」の中でも特に良いと感じたこのカフェと出会えたことは非常にラッキーでした。
また、色々と足を運ばないとなと思います。

それでは、良い温もり空間ライフを!

#木のカフェ #糸島 #高台 #海景色

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