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【天才回】「歌舞伎」が作り上げたお土産と食事の文化

またまた、歌舞伎のお話です。一度の歌舞伎でこれだけの記事を書けるのだから、歌舞伎が凄いのなんの。

#書けるようになった自分も褒めてあげたい

#今日で毎日ブログ285日目

 

以前の記事でも、歌舞伎は「芸」が凄いのはもちろん、歌舞伎を続けるためのマネタイズも一流だという記事を書きました。

そして今日は、歌舞伎がマネタイズの為に作り上げた「館内食事」と「お土産」の文化についてです。

 

1階 お土産処木挽町 | お土産 | 歌舞伎座

◆館内食事

 

歌舞伎のスケジュールでは午前の部と午後の部があり、どちらも食事の時間を挟みます。丁度おなかが減る時間に幕間(休憩時間)が設定されています。しかも、35分という時間設定。

これは「館内で食事をさせること」を狙ったのではないかなと睨んでいます。

 

歌舞伎座では、館内で食事をとることが出来ます。食事処以外にも売店なんかも充実しています。休憩時間35分で外にご飯を食べに行くのは少しリスキーです。間に合わなくなる可能性がありますからね。

 

しかも高齢者のお客さんの多い歌舞伎では、食事の時間を35分に設定すればほぼ100%館内で食事をとることになります。

#天才かよ

 

この辺りの時間の設定と自分のサービスへの購入動線は非常に大切だなと思います!

 

◆お土産

 

サービスを提供するときにお土産へのこだわりは非常に大切です。その商品単体としては売れなくても、イベントに紐づけて「お土産」として打ち出せば大量に売れるということも良くあります。

 

キングコング西野亮廣さんも、売れなかった絵本を個展の「お土産」として売ったところ、一気に売れ出したと話していました。

 

歌舞伎では、そのお土産への動線も抜かりないです。館内での食事が定番になると売店に足を運ぶ人が増えます。その場でお土産も売っていれば、当然お土産を買う人の量も増えます。

この人の流れを無駄にせず、食事に合わせてお土産も買ってもらうという流れは非常にうまいな~と思います。

 

それに加えて、お土産には「食べ物」が半分くらいを占めていました。「食べ物」というのは消耗品(消費品)です。つまり、同じお客さんが「もう持ってるからいらない。」ということにならず、何度でも買ってもらうことができます。

 

お客さんにお土産を買ってもらうのは当たり前、さらに一人のお客さんに何度お土産を買ってもらえるかを考えるところが大切なんだなと思いました。

 

狙ったのかたまたまなのかは分かりませんが、歌舞伎の「館内食事の文化」と「館内所食事の動線に合わせたお土産の文化」は全てのサービスに転用できる非常に価値のある内容だなと思います。

こういった回のタイトルには【天才回】とつけていきます。

 

やっぱり長く続いているものはすごい!

それでは、良い館内食事文化を!

 

#購入動線 #館内移動 #歌舞伎文化 #歌舞伎マネタイズ #旅館運営 

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