いつぞやに訪れたイタリアンバル。
その時にちょうどいい空間だな~と感じたのですが、何がそのような感情を引き起こしたのかが分からないままでした。
今日は改めて、その空間を分解してみようと思います。
横の熟年男女がいちゃいちゃし続けていたけど、あれは絶対に怪しい関係だと今も思います。。。
◆入り口に大きなカウンター
僕は、飲食店において「カウンター」は非常に大切だと考えています。そのお店の顔であり、その店のコンセプトを全てカウンターで表現する必要があるとも思っています。
この考えには、僕がバーで働いていたことが影響しているかもしれません。バーにおいてカウンターは非常に大切です。キャバクラなどのお店に「カウンター」は無いですが、カウンターのないバーはありません。
僕は、バーで働くときに15店舗くらいの面接を受けました。バイトルを使ったこともあるし、看板に書いてある従業員募集の番号に掛けたり、面接を受けたお店で次の店に繋いでもらったり、、
その時も、色々なカウンターがあり、高級なお店ほど大理石などを使った高級なカウンターになっていました。
このお店も、入り口にドーンと大きなカウンターを作っており、入った瞬間から楽しそうな雰囲気を感じました。安いイタリアンではないので、入った瞬間に見える大きなカウンターが少しの格式も演出していたのを覚えています。
また、空間が黒で統一されているのも良かったです。空間を作っている身からすると天井の黒はかなり大変なんです。しかもここの黒は「艶消し」というマットな黒を使っていました。
天井を作っていく順番は、「天井を塗装する→照明器具を付ける」です。なので、照明器具を付ける時に塗装した天井が絶対に汚れてしまうんです。これが本当に大変。
汚れた部分は塗装の塗り直しが必要なのですが、「艶消し」だと塗り直した部分が目立ってしまいます。この空間を作った人たちは大変だったと思います。(笑)
とまあ、カウンターの良さと空間創りの大変さについてでした!
それでは、良いイタリアン生活を!
#イタリアン #バー #カウンター #天井 #塗装