2年前くらいにバーに行ったとき、あるバーテンダーさんに出会いました。この方の人を感動させる能力がすごかったので今でも心に残っています。
ここでは、このバーテンダーさんのことを「Jさん」とお呼びします。
僕は、人のことを感動させるのが好きで、ホテルにはその力があると思い、リゾートホテルを作ることを目標にしました。ただこのリゾートホテルというのは、空間だけで完成するわけではなく、接客やサービスをする人がいて初めて完成します。
なので、人の惹き付けたり魅了する能力については常に考えているのですが、この時のJさんからはその点において学ばせていただくことが有りました。
◆お客さんのことを覚える
お客さんは、店員さんが自分のことを覚えてくれていると嬉しく感じるものです。一回しか行っていないお店なのにも関わらず、自分のことを覚えてくれていたら嬉しくないですか?
#極秘デートを除く
これが、5年前に行った海外旅行先ならどうですか?5年の年月に加えて、異国であるにもかかわらず、そのお店の人が「Oh~ Hello again!!」なんて言ってくれたらうれしいですよね!
これは、日にちが空いていなくても実践することができます。そのJさんが行っていのは、お客さんのドリンクを覚えるということ。2杯目に「さっきと同じの下さい!」と言ったら、ちゃんと同じドリンクを提供してくれます。
カウンター越しのお客さんに同じドリンクを提供するくらいなら、覚えていてくれる店員さんはいるかもしれません。ですが、僕たちは仲の良い9人メンバーで行ったにもかかわらず、僕たちのドリンクを覚えてくれていました。
さらにすごいのが、誰がどのドリンクを頼んだのかまで覚えているということです。しっかりとそれぞれのドリンクをそれぞれに配ってくれます。ここまでしてくれると感動を覚えますよね。
お客さんのドリンクを覚えたらといって、ドリンクの金額を上げることが出来るわけでもありませんん。ですが、この行動によって心をつかまれたことは事実で、Jさんはいとも簡単にファンを9人増やしたというわけです。
商品の類似化が進んでいる現代では、味や品質の差が小さくなり、「人」でモノやサービスを選ぶようになっていくと思います。その時代に、ファンをつかめる能力があるのは非常に魅力的だな~と感じました。
これが、僕の感じた「あの店員さんがすごい」出来事です。まだまだ勉強しないとなと思いました!
それでは、良いファン作りライフを!
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