さっき電車に乗っていたらほっこりするシーンがありました。
でも、ほっこりするだけじゃなくて「当事者にならないと見えないものって多いんだな」と気付かされるものでした。
電車の優先席が空きました。そこである人が赤ちゃんを抱っこしている女性に優先席を勧めます。
そのある人というのは、ベビーカーを持ったお母さん。旦那さんが赤ちゃんを抱っこしていました。
「赤ちゃんを抱っこしている」という状態では同じですが、その人は席を「赤ちゃんを抱っこしている女性」に席を勧めました。うちの子は大丈夫ですからというように。
恐らく、席をすすめた女性は、「女性が電車の中で赤ちゃんを抱っこする大変さ」を知っているのでしょう。
僕には赤ちゃんはいないですし、そもそも男なので、その気持ちは分かりません。
旦那さんも赤ちゃんを抱っこしているのだから、自分の旦那さんを座らせてもいいんじゃないかな?とも思いました。
でも、これは同じ状況を経験した人だからこそ出来た行動なんだと思います。
◆席がもう一つ空いた
赤ちゃんを抱いた女性の横の席が空きました。空いた席に、その赤ちゃんのお兄ちゃんが座ろうとしたのですが、その女性はそれを止めます。
先ほど譲ってくれた赤ちゃん持ちの旦那さんに「空きましたよ、どうぞ!」と言う為です。
大層な話ではないですが、小さな恩返しが行われた瞬間でした。
その空いた席に自分たちが座るのではなく、先ほど譲ってくれた人にまず確認するというのは、意外と出来ない行動なような気がします。
まず相手優先してあげる気持ちと、それをしっかりと返す気持ちの交換は「経験したことある人」だけに見える空気感があるように感じました。
経験をする、話を聞くことの大切さってこういうところにも現れるんだろうな〜と思った出来事でした。
僕も、高齢者や子供連れには席を譲ろう。
ぱっと周りを見たら座っているのは高齢者ばかりでした。
少子高齢化社会をこんなところで感じるとわ。社会が大きく変わっていきそうですね。
それでは、良い席譲りライフを!
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