海に行く時を想像して欲しいのですが、車から海が見えた瞬間って興奮するじゃないですか?
建物の隙間から見えたり、車が坂を登った時に見えたりとそのシーンは様々ですが、必ず「1番最初に海が見える瞬間」というものは存在します。
そして、次に感動するのが目の前に海が広がった時です。
一部しか見えていなかった海が一気に目の前に広がる瞬間は、そりゃあもう感動的に決まっています。
じゃあ、これを演出することは出来ないのかな?という話になる訳ですが、僕は「入り口を狭めることで再現できる」と考えています。
その具体的な写真とともに、お話しさせてください!
◆神社までの階段⛩️
神社の本殿までの道のりは、階段がセットになっていることが多いと思うのですが、そこに天井のようなものを木々で作ると視界を限定することが出来ます。
そうすることで、ゴールの位置がはっきりと分かるだけでなく、見て欲しいポイントに視線を集中させられます。
これを徐々に進んでいくと、ゴールが近づいてくるのがはっきりと伝わってきて、
ゴールに着いた時には、視界が狭まっていた分一気に開けた空間が広がります!
この神社の階段が、意識的にその演出をしているのかはわかりません。
ただ、少しの工夫で「ただの移動用の階段」から、「感動演出用の階段」に変化させることが出来ます!
◆もっと簡易的な天井
神社にある自然の天井ほど豪華なものではなく、もっと簡易的なもので同じ演出をすることもできます。
やっていることは同じですが、この天井の方が圧倒的に簡単です。
この天井は、外部に設置されたエスカレーターを雨から守る為のもので、視界を狭めるために設置されているものではありません。
ただ、このエスカレーターに乗った時に、あの神社の自然の天井を思い出して、思わず写真を撮ってしまいました。
このエスカレーターも登って行くにつれて、ゴールが近づくのが分かります。
エスカレーターを登り終えると、頂上感満載の大木がお迎えです。
これも、天井によって視界が狭められていたことによって、より迫力のある瞬間となりました。
天井が無ければまた違う空間に感じていたはずです。
このように、空間すべて見せるのではなく、あえて限定することで魅せたい空間の迫力をあげることが出来ます。
これは、色々と応用できそうなので、ホテルを作る時には絶対に取り入れようと思います!
何年後かに期待!
それでは、良い視野限定ライフを!
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