先日、ある創作料理屋に行ったのですが、そこで面白い感覚を味わいました。
創作料理も美味しかったのですが、今回はその話ではなく、その店にいると無性にカラオケに行きたくなるという突飛な内容です。
その店では、なんとなく流れている曲を口ずさんでしまうような感覚がありました。
今日は、そういった「人の行動、欲求」について、どこまでコントロールできるのかのお話です!
◆昔の曲を流す
僕は、そのお店の曲をただ口ずさんでいただけのつもりだったのですが、どうやら結構しっかりと声に出ていたみたいで
店員さんに「この店にいたらカラオケに行きたくなりますよね〜笑」と言われました。
面白いのが、僕以外のお客さんにも、同じ様な感覚を抱いていた人が多いということ。
なぜそうなるのかを聞いてみると
「なんか、昔の曲ばっかり流してたら口ずさんでカラオケに行きたくなる人が大量発生して、、笑」とのこと。
これを聞いて、そんなことがあるのかとかなり驚きました。
確かにどの曲も昔どこかで聞いたことがあって口ずさむことができる有名曲でした。
お店の人も、お客さんをカラオケに流すためにそういった仕掛けをしているわけではないとのことだったので、たまたま生まれた「人の行動をデザインする仕掛け」でした。
◆系列でカラオケを出す
東京のお店なので、至る所にカラオケがありますが、そのお店が系列でカラオケ店を出すのも面白そうだなと思いました。
カラオケを系列で出すのはどうですか?と話してみると「いや、それ考えてるんですよね〜。一応ウチ関係ないですけどそこのカラオケの割引券置いてます!」と言っていました。
まぁ、実際は新しくカラオケを作っても自分の店に来る確証は無く、大手に飲み込まれるのは目に見えています。
ただ、お客さんの流れとして自分の店→自分のカラオケを作ることができたら強いですよね。
現実的な案としては、自分の店の一角をVIP席としてカラオケを設置し、1時間単位で借りれる様にすれば利用者は現れると思います。
僕も、あのタイミングで1時間1000円くらいでカラオケの部屋を借りれるなら使ったと思います。
多分、お酒も頼むことになるし。。
今回は、「昔の曲を流し続けること」が「カラオケに行きたくなる感覚」を作り出すことが分かりました。
それ以外にも「温泉に行きたくなる感覚」や「お酒を飲みたくなる感覚」を誘発できるデザイン設計があれば面白いな〜も思いました。
身の回りにあれば是非教えてください!
それでは、よい行動誘発ライフを!
#カラオケ欲 #昔の曲 #創作料理 #創作居酒屋 #カラオケ居酒屋 #VIP席 #富裕層