多過ぎて贅沢に感じないという時
◆四万温泉の温泉が多過ぎた!
先日の群馬での勉強旅行では四万温泉に泊まりました。車で到着すると豪華な建物でお出迎えされ、出だしは好調!
部屋にも露天風呂がついていて、雪景色とのマッチが最高でした。朝の露天風呂では特に多くのメリットがありました。
まず、朝の目覚めにかかる時間がかなり短縮されます。
僕は目覚めまでに時間がかかるのですが、部屋についている露天風呂に飛び込めば毎朝20分は短縮できると思います。
一週間だと、20分×7日=140分
一カ月だと 20分×30日=600分
一年だと 600分×12ヶ月=7200分
7200分=120時間
年間で120時間なので時給3000円だとすれば、
120×3000円=36万円
露天風呂があるだけでこれだけの価値を生み出せるなら、一軒家の人はすぐにでも作っていいのではないかと感じるほどでした。
とまあ、露天風呂の魅力を語ったところで、メインの温泉たちの話に。
この旅館は別館と合わせて計10個の温泉+部屋の露天風呂があるのですが、一泊では到底入りきれません。
僕は無駄をちりばめることは『贅沢』に直結すると考えていたのですが、この温泉の多さには別の感情を抱いたんですよね。
それは、多すぎて入りきれないということが、満足度低下につながる可能性もあると言ことです。
例えば広すぎる空間はすべての空間を使わなければ「無駄」になります。ですが、使っていなくても空間の広さは感じていますし、直接的には使っていなくても間接的に使っているので贅沢さに繋がると思います。
一方で、入ることが出来なかった温泉というのは直接的にも間接的にも使えていません。この使えていないという感覚が満足度の低下につながるということです。
簡単に言うと1万円で泊まったとして、5個の温泉にしか入れなかったら5000円分しか堪能できていないという感覚になり、逆に満足度を下げてしまうかもしれないということ。
この無駄=贅沢という計算式がすべてにおいて成り立つわけではないことと、どいう言った場合に成り立たないのかということが分かったのは大きな収穫でした。
もし一泊以上する人が多いのなら、この温泉の数は満足度を上げるのにとても適しています。僕の感想はこの宿に一泊してみての感想なので、お客さん情報として、三泊以上することが多いという情報があるのであれば、この温泉の数を維持し続けるべきだと思います。
リピーターが多いというのも同じです。リピーターが多いのなら温泉が一泊で入り切れないくらいあっても問題ありません。むしろいい効果があると思います。
まずはお客さんの情報を正確に繋いでいることが大切ですね。