【家具の祭典】展示ブースで下手だと感じたポイント、、
ひとつ前の記事に続きますが、家具の祭典『オルガテック2023』に行ってきました。
開催は4月28日で終了なのですが、非常に多くの家具メーカーがブースを出して自社の商品を紹介していました。
※今日までなので朝早くに投稿します!
今日は、そのたくさんあるブース展示で「勿体ない」と感じたポイントについてお話しします。
◆ブース出展の目的は何か?
自社のブースを出展する目的としては大きく二つに分けられると思っていて、それも自社の知名度によって変わってきます。
★有名な会社がブースを出す目的
『自社ならこういったことができるという、事業の幅を知ってもらうこと』
★有名でない会社がブースを出す目的
『自社を認知してもらうこと』
◆有名な会社のブース
既に知名度を獲得している会社がブースを出す場合は、「この会社はこんなこともできるのか!」と知ってもらうことが一番の目的です。
コクヨ・東リ・ITOKI・OKAMURAなどはこちらに該当すると思うのですが、「自分たちができること」を知ってもらって「この会社にこれをお願いしようかな」と想像してもらうことが最大の目的です。
この点において『コクヨ』のブースは最高に良かったので、次の記事でべた褒めしたいと思います。
◆有名でない会社のブース
まだそれほど知名度を得られていない会社がブースを出す場合は、「こんな会社があるのか!」と会社名を知ってもらうことが一番の目的です。
僕がそれほど家具に詳しくないのもありますが、9割の会社名は知りませんでした。
ですから、大半の会社はこちらに該当するのかなと思います。
展示されているブースの中には「魅力的なブース」がたくさんあったのですが、正直どれも覚えていません。その理由として一番大きいのが『名前が読めない』ということです。
家具メーカーは海外のものが多く、ドイツ語やスペイン語で書かれた会社名は読むこともできないので、覚えようがありません。この点に誰も気づけていないのが信じられなかったです。
「お客さんが名前を読めること」「お客さんが名前の読み方を聞いてくれること」を前提としていて、かなりの見込み客を失っているなと思いました。
◆考えられる対応策
名前を知ってもらうための対応策として僕がパッと思いついたのは下記の二つです。
・カタカナ読みも同時に記載しておく
・会社名を展示ブースにいるスタッフが迷惑にならない声量で発信する
カタカナで書くと意匠が悪くなるというのはもちろん理解できますが、読んでもらえなければ何の意味もありません。
また、スタッフはパンフレットを配るためにブース前に立っています。その際に「自身の会社名を口頭で言う」くらいなら周りのブースにも迷惑にならないので絶対にした方が良いと思います。
この『会社名が読めない』というのが今回の展示ブースで感じた勿体ない点です。ブースを展示するならもっと詰めてから展示しないと、せっかくの広告費を無駄にしまうので注意が必要だな~と感じました!
それでは、良い広告費ライフを!
『さすがコクヨ!断トツの展示ブースの作り方』に続きます。
#オルガテック #家具 #コクヨ #社名 #展示ブース