【接客】女性一人のお客さんに対して気を付けるポイント
◆女性一人
女性一人で来るという状況は、二つに分けて考える必要があります。
①一人で来ている
②女性である
ここではバーをたとえとして話させていただきます。
前回同様の内容↓
『
①一人で来ている
一人で来ている状況では、ほとんどすべての人が周りからの目を気にしてしまいます。
「なんで一人で来ているのかなと思われてないかな?」
「誰とも喋ってないけど暇そうと思われてないかな?」
など、少なくとも想像できるすべての感情は持っていると思っていいと思います。
つまり一人で来ているお客さんには常に目をかけ、定期的に話に行くことが大切になるということです。店に余裕があれば自分が定期的に話に行けば十分ですが、店が忙しかったり、自分の仲のいいお客さんが多い時はそうはいきません。
なので、その一人のお客さんを他のスタッフに紹介して、自分以外のスタッフとも喋れる環境を作ってあげることや、他のお客さんとくっつけて話が出来る状況を作ってあげることがいいと思います。
スタッフは全員を紹介していくべきですが、他のお客さんとくっつけるときは注意が必要です。
他のお客さんとくっつけることで失ってしまうことがある可能性をすべて潰してからお客さん同士をくっつけることが大切です。
他のお客さんと喋りたくないと思っている人に一人のお客さんをくっつけてしまうと喋りたくないお客さんは、「そういう接客をする店にはいきたくない!」となってしまいまし、盛り上がっているところに急に知らない人をくっつけようとすると楽しんでいるムードを一気に壊すことになります。
また、初対面同士のお客さんなので会話が盛り上がらないという可能性ももちろんありあます。くっつけた以上会話を盛り上げるアシストをすることと、くっつけてから気まずくなく解散させるということまでを仕事として認識しておかないといけません。
』
また、他のお客さんとくっつける(話せるようにしてあげる)ことにおいて、女性はそれを望んでいないことが多い気がします。完全に僕の経験上の話なので、それを望んでいる女性もいるとは思いますが、基本的にはスタッフと話すことを目的として来ています。
他のお客さんと話したい女性の場合は、自分から話しかけたり他のお客さんをちらちら見たりしてそれとなく話したい雰囲気を出してくれるので、そのサインがあったらくっつけるくらいでいいと思います。
◆女性であること
今回は自分が『男』である前提ですので、自分が女性の場合はこの内容を相手が『男性』であると想定して読んでください!
女性一人で来ていると自分にとっては『異性』が来ているので、その部分は無視できません。彼氏がいるかもしれませんし、結婚しているかもしれません。自分に気があるかもしれませんし、店の外では僕と仲いいことを見られてはいけない職業かもしれません。
同性の場合はある程度の不安要素はどうにでもなるのですが、異性となると気を付けた方が良いポイントはたくさん出てきます。
例えば、彼氏がいたり夫がいたりする場合は、その女性の相手のことまで考えて接客しないといけません。
終電までに帰れるように種電の時間をこっちでも把握し置くことも大切ですし、他のお客さんがアプローチしてきた場合はそれとなくそのお客さんからその女性をはがすことも大切です。
それ以外にも、自分に気があると感じたら自分の気持ちを早めに伝えておくことも大切です。自分にその気がないなら「付き合う気はない」ということを早めに伝えておく必要があります。
長く付き合っていくなら男女の好意で付き合うより人間として好いてもらう方が得策です。時間はかかりますが、好意で続ける自転車操業にはいつかガタが来ます。
最後に、店の外では自分と仲良いことを見られてはいけない職業の可能性もあるということです。
例を挙げると、キャバクラ嬢、政治関係者、マスコミ関係者などですかね。
他の人に自分との関係を見られるとトラブルにはならなくても誤解を招く可能性はあります。そういった人にはお見送りはお店の中で済ませるなど、誤解を招かないための配慮が必要です。
今回はバーを例えとして書かせていただきましたが、お客さんの情報を分解して、それに対して一つづつ配慮していくということが今回の内容です。
少しでも参考になればと思います!
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