How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

新規のお客さんが来なくなるお店

新規のお客さんが来なくなるお店

 

◆身内ばっかりの店  

 

数日前、3,4か月前に何度か行ったバーに久しぶりに行きました。そこはオンライン上のコミュニーティーをオフラインでそのバーに落とし込むといったスタイルのバーなのですが、久しぶりに行くと雰囲気が少し変わっていました。

 

この前言ったときは、雰囲気としては身内同士の集まりで、久しぶりに行った僕は知っている人が数くなく気まずいな~と感じていました。最初に行ったときは、その店に常駐の方がいたのでうまく会話の輪に入れてもらいましたが、そういった店の軸の人もおらずお客さん同士はみんな知り合いとなるとなかなか居心地がよくはなれないなと思いました。

 

この店の特徴としては、働く側も飲みに来る側も全員『お客さん』ということです。働きたいときに働いて、誰でもバーカウンターの中に入っていいよという感じ。なので働いている人もバーテンダーとしては『素人』なわけです。

 

自分がバーテンダーをしていてたくさんの人を見てきた経験から言うと、バーで一人で来ているお客さんは100パーセント気まずさを感じています。その気まずさを感じさせないのが上手いバーテンダーで、数年やったからといって確実に身につくものでもありません。

 

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「場の空気感」「お客さんの表情・目線」「お客さんの飲むペース」などのすべてから情報を得て判断しないといけません。判断したとしてもその次のアクションとして何をするのかも絶妙な調整が必要です。

 

ほかの人との会話の中に入れるのがいいのか、自分が1体1で話すのがいいのか、最初に1体1で話してから、もう一人を巻き込んで3人で話すのがいいのかなど。自分もずっとその人を相手できるわけではないので、どうしたら一つの体で何人分もの動きができるかを考えることが重要です。

 

つまり何が言いたいかというと、バーテンダーを経験していない人がバーカウンターに立ったからと言って、新規の人をうまく店になじませることは出来ないということです。

 

じゃあお客さんだけで店を回すスタイルなら何を気を付けないといけないかというと、身内ノリを強めすぎず、古株がイキらないようにすることです。この前行った店はこの部分が完成しきっておらず、古株であろう人が店内で道具を広げて作業をしている始末。これでは新規のお客さんは余計に「ノリに付いていけていない感」を味わうことになります。

 

やっぱりお店には軸となる人は必要だし、それをしないスタイルなら確固たる文化を作り上げてお客さんがそれをお客さんに継承できるようにしないと、気付かないうちに新規の人が入りづらい店が出来上がってしまうと思います。

#僕はお店に入ったとき「あ、知らない人が来た」と言われました

#文化つくっとかんかい

#誰でもバーカウンターの中に入れるとそういう発言をする人も出てきてしまう

 

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