ひとつ前の記事で、飲食店がどのようにしてお客さんが連れてきてくれてたお客さんにもう一度来てもらえるようにするかについて書いたので、今回は、どのようにしてその新しいお客さんにその友達を連れてきてもらうかについて書いていこうと思います。
この流れを作れない飲食店(特に対人が大切なバーなどの店)はやっていけないのでかなり大切な話になるはずです。
まずはこの関係性を理解することが大切で、Aのお客さんが紹介してくれた友達がこの図のAになってもらう必要がある。
Aになってもらう方法の一つとして前回は、相談をするさせるという話も書いたが、今回はそれ以外のブランド力と希少性に焦点を当ててみたいと思う。
前回は腹いっぱいのボリュームだったので、今回は少しおとなしくまとまるはず、、、(笑)
当たり前だけど、紹介してもらうには、紹介したくなるような状況を作り出さないといけない。じゃあ、新しい人を連れきたくなる状況は、、
- 店の雰囲気
- 他の人にも見せたくなるような手品などの一芸
- この人と仲いいことを自慢したくなるようなキャラ、存在
1においては、店の美化から始まって、座席のグラつきなどの細かな点にまで支配される。ここが一番簡単に改善できるところではあるが、意外と安易に捉えている人が多いので、ここでも差をつけることが出来る。ここは力を抜かないでおこう。
2においても、自分がもともと持っている魅力とか関係なしに伸ばせるところである。僕の店では、メンタリズムを極めているスタッフがいて、それを披露すると毎回盛り上がる。
新しい友達を連れて来てくれているときも、「この子にもメンタリズムやってあげてや!」といったように、今回の目指すところに大きく役立っている場面は多かった。僕の店にはダーツもカラオケもあるので、最低限でもその辺の実力をつけることは必要だ。
3が一番難しいけど一番大切で効果が大きいもの。『これからの地図は信用地図になる』といった記事でも書いたのだが、これからはどこの店に行くかではなく、誰のいる店に行くかっていうのが重要視される。
例えば、自分が木村拓哉と知り合いで木村拓哉がバーで働いているとしたら、友達を連れて「私、彼と仲いいんやで~」と紹介したくならないだろうか? 自分がお坊さんと知り合いでそのお坊さんがバーで働いていたら、悩んでいる友達を連れて行ってみようと思わないだろうか?
この様に、自分がこれらの何者かにならないといけない
しょぼい奴、どこにでもいるような奴には紹介して連れていきたいとは思われない。自分をブランド化することが大切。この一つに『肩書』というものがあるけれど、これも悪くないと思う。そして、肝が据わっている、ヘラヘラしていない、強そう怖そうという要素も大切!!これを体現化しているの人がいる。
誰だと思いますか??
彼がもしバーで働いていたら、かなり幅広い層からの支持を獲得できそうなのは容易に想像がつく。次回は、浜田雅功から学べるブランド力、希少性についてお話させていただきます。
今回は以上です!あじゃ!