芸人さんが鍛えている脳の作りは、社会人においても役に立つことばかりです。以前の記事で急に自己紹介をしろと言われて出来るか?と書きましたが、多くの人は上手く自己紹介をすることが出来ません。
ここで言う自己紹介というのは、単に自分のことを話すだけでなく、チャンスにつながるような惹きつけるオリジナリティに溢れた自己紹介のことです。
◆自然とリアクション出来る脳を作る
自然とリアクションを出来るというのは、何かを言われた時にすぐに気の利いた返しが出来るという事を言います。そして、この脳を作るには能動的に反応出来るようにすることが大切です。
能動的な脳を作る為のトレーニングとして挙げられていたのは、オンライン記事やニュースに対して「褒める癖」を付けることです。記事に対して「この表現がイイ!」「このデザインが素晴らしい!」というように褒めるという事です。
そして、その次に同じ記事に対して「ツッコみ」を入れていきます。「この表現はなんだ!」「この文は読みにくい!」といったようにですね。
このようにすることで、能動的に情報を頭に入れられるようになります。このほかにも会議などで、聞いているつもりでも聞いていなかったみたいな経験はないでしょうか?
これは脳が能動的になっていない状態です。
このトレーニングを重ねることで会議などにも生きてくるという事です。
◆知識の壁を壊す
自分の興味のある知識ばかりを吸収していたら、話のタネの幅が広がる事はありません。サッカー好きな人ならサッカーの記事をメインに見て、政治や海外の情報に対してはあまりアンテナを張っていないかもしれません。
これによって知識の幅に壁が出来てしまいます。この壁を壊すためのトレーニングが興味のない記事を意図的に読むという事です。
携帯のニュースアプリで、普段なら読まないであろう記事を開いてみて下さい。徐々に知識の壁が壊れ、会話の役に立つことに気づくはずです。
◆ここまでの掛け合わせ
ここまで2つのトレーニングを紹介しましたが、トレーニングは増えれば増える程出来なくなりますし、忘れてしまいます。なので2つのトレーニングを1つにまとめたいなと思うのですが、これは簡単に出来ます。
普段読まないような記事を読み、その記事に対して「褒め」と「ツッコみ」をしていけばいいだけですからね。最初は脳みそも疲れるみたいですが、僕もがんばろうと思います。(笑)
これは芸人が普段しているトレーニングと同じです。こういった負荷が脳に掛っているらしいですよ。いいトレーニングになりそうですね!
それでは、良い芸人脳ライフを!
参考資料:「1秒で答えをつくる力 本多正識」