今日は実家から自分の家へと帰ります。
新幹線で帰る前に会社の人用にお土産を買っていたのですが、たくさんの人で溢れ返っていました。
お土産屋さんに並んでいる商品は、普段の生活で買うことはほとんどありません。
金額も高いですし、とんでもないほどおいしいという訳でもないですからね。
それにもかかわらず、旅行先から帰る時は多くの人がたくさんのお土産を買って帰ります。これが改めてすごいことだなと思い、二つの観点から簡単に分析してみました。
◆コミュニケーションツール
一つ目は、お土産はコミュニケーションツールとして活躍しているという点です。
普段は、会社の人にプレゼントを渡すってないじゃないですか?
職場に行って、「おはようございます。」と言って業務開始。この日常に「お土産」が入ると、「お、どっか行ってたの!」というコミュニケーションのきっかけになります。
また、そのお土産を見た人は、そのお土産を買ってきた人に「いただきます!」と声をかけ、またコミュニケーションが生まれます。
小さなきっかけですが、お土産を渡すときの少しのドキドキと、お土産を貰った時の少しのワクワクは無視できない感情だと思います!
◆必需品になっている
二つ目は、お土産はただの「商品」ではなく、「必需品」としての地位を確立しているという点です。
「チュッパチャップス」や「べビースターラーメン」は必ず必要というものではないので「商品」に該当します。
一方で「トイレットペーパー」や「歯ブラシ」は生活になくてはならないものなので「必需品」に該当します。
この「必需品」に「お土産」が入っているというのが今回の考えです。
旅行に行く話をしたのに、お土産を買って帰らないのは気が引けるといった感情や、お土産は渡して当たり前という文化がこの地位を確立させたのだと思います。
お土産がこの立場にいることを理解しておくことは非常に大切で、商品を売り出すときの手法の一つになります。
お土産屋さんを見て「混んでるな~、だるいな~」と思うだけでなく、なぜこの商品でこれだけの人を集められているのかを考えてみるのも面白いなと思います。
商品にクオリティーは必須ですが、同時に売り出し方も大切だと教えてくれる場所です。
今日は抹茶のデトロイトみたいな名前のお土産を買いました。
#絶対違う
それでは、良いお土産プレゼントライフを!
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