今日は、昨日のブログの最後で触れた、責任を相手に持たせるのではなく、責任を自分に持たせるという点において、ダウンタウンの浜田雅功が上手い!というお話です。
大きくまとめると、相手に気付かせない気遣いについてです。
浜田さんは誰もが認める大御所であることから、楽屋にいる若手芸人やタレントの方が椅子に座るのは失礼だと思い、立っていることが多いらしいんですね。
この時に、なんて言って座らせてあげるかで、気遣い力に差が出ます。
多くの人は、「全然気にせず座ってや~」などですかね。座らせてあげるという気遣いはありますが、これでは「いやいや大丈夫です、、!」と言って、立ち続ける人もいるかもしれません。
これでは、『座らない責任』が、座っていない人にありますからね。
じゃあ、どのように言うと座っていない責任を自分側に持たせることが出来るのか?こここの言い回しが、浜田さんは上手いらしいんですよね。
彼は、「座ってくれよ~、なんか俺が立たせてるみたいやんけ~」と言います。
このように言うことで、「座ること」=「浜田さんのお願いに答える」という構図が出来上がります。
また、『座らない責任』も、座らせていない浜田さんの責任のように面白おかしく持っていくことが出来ています。
これを初めて聞いたときは、さすがだな~と思いましたね。これに気付くのもさすがですが、これをサラッと言っている浜田さんもさすがです。
このシチュエーションは、楽屋の椅子以外にもいろいろなシーンで起こりうるはずです。
僕も、そのシーンに気付けるように意識しながら、上手い言い回しで気遣いを感じさせないようにできたらいいなと思いました!
それでは、良いツッコみ芸人ライフを!