一対一ではなく、大人数の時に、コミュニケーション力であったり、その場の空気を把握する力が最大限に発揮されます。
先日行われた30人規模の飲み会でも、その力の差が明確に表れていました。
今日は、大規模飲み会ではやらないといけないことより、やってはいけないことを意識した方が良いよねというお話です。
◆4人だけで話してしまう
大人数での飲み会では、全員で一気に話すことは難しいです。
なので、何グループかで分かれて話すことになると思うのですが、その際にその人達にしか分からないネタを使う人がいます。
この「その人達にしか分からないネタ」というのは2つあって、1つは「地元ネタの様な、その人達に共通する昔の話」、もう1つは「雑誌を広げてみる様な、見ていないと話に入れない話」です。
会話というのは、そのグループの中だけで話していたとしても周りに聞こえているものです。
そして、横のグループと自分のグループが同じ話題になるきっかけは「横のグループから聞こえてきたキーワード」を拾った時です。
例えば、自分たちがサッカーの話をしていて、横のグループにもサッカーをしている人が多ければ、その「サッカー」というフレーズを聞き取った人が2つのグループをくっつけてサッカーの話を広げるかもしれません。
人は一見聞いていない様でも、なんとなくは耳に言葉が入ってきていますし、自分の馴染みのある言葉は耳に入ってきやすくなっています。
これを心理用語では「カクテルパーティー効果」と呼びます。
カクテルが飛び交う様なうるさい場所でも、自分の名前の様に聞き馴染みのある言葉なら、すんなりと耳に入ってくるというものです。
自分たちしか分からない様な地元ネタなら、まだキーワードで繋がる可能性がありますが、最悪なのが雑誌や携帯の情報を見て盛り上がることです。
僕が今まで見てきた中では、「携帯ゲームで遊ぶ4人」や「携帯の雑誌を見る3人」といったグループを作るような人たちがいました。
これでは、横のグループと会話が繋がる可能性が極端に減ってしまいますし、もちろん全員がその画面や雑誌を見えるわけではありません。
つまり、全員で話すということを考えていないという訳です。少人数の飲みならそれでいいですが、大人数で集まっている以上、全員が盛り上がる可能性のない話題は避けるのが「気を使える人」だな〜と思います。
ただ、楽しい飲み会で色々考えすぎるのも良くないので、話す話題はなんでもいいけど、携帯の画面で盛り上がるのだけはやめた方がいいということだけ覚えておいてもいいかもしれません。
恐らく、それをしてしまっている人達は気づかないうちに「少人数でしか盛り上がれない話」をしてしまっているので、一度自分は大丈夫か振り返ってみてください!
大人数での飲み会でのポイントはまだまだあるので、明日に続きます!
◆席替えの提案ができる人
◆端に座る人
◆同性の褒め合いには注意
の三本。
それでは、良いビッグ飲み会ライフを!
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