How much you wanna risk?

夢はリゾートをつくること。

ミュージカル『アラジン』から学べるエンターテイメントはなにか?

ブロードウェイにはそれぞれの作品が持つ劇場があって、アラジンにも専用の劇場があります。チケットはNFTで携帯でチェックイン✓ 

激弱の荷物検査を経て、自分の席へ!前から13列目くらいのめちゃくちゃ良い席を予約していたのでVIP気分。

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まず一番に良かったのがアナウンスもすべてがアラジンの登場人物が行い、開園から一度もアラジンの空気感がなくならないということ。機械的に「公演中はお静かに、携帯は電源を切って・・・」というのがよくあるが、ここではジニーの声でアナウンスがあるのでアラジンの世界観の中で説明が行われます。

 

今まで見てきた劇場では毎回そうした方がいいと感じていたので、ブロードウェイではそれが当たり前なのかは分かりませんがさすがだなと思いました。ホテルもある作品の世界観で作るのはかなりアリだと思っているので、その際はアナウンスまで登場人物の声で行うようにこだわったほうがいいですね。非常事態以外は録音したもので対応できるように!

 

 

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舞台が始まってから、演者の方の演技力はもちろんすべての演者の方から自信を感じました。脇役だからとかは関係なく、自分はアラジンという舞台に関わっているのだという誇りを感じる個々の圧倒的な存在感。これは演者全員で統一するのは難しいと思いますがかなり大切なことだと思います。観客は意外と舞台の端の端まで見ているので。

 

途中煙をもくもくさせるシーンがあるのですが、ちょうどのタイミングでスモークを溜めるのと、場所によるスモークの濃さの違いを無くすのはかなりの超技だと思います。スモークは客の息でも飛んでいくくらい繊細なものなので、

 

一番感動したのは洞窟に入るシーンでピッタリ空調が下がったこと。自分の席でちょうどということは他の席にとは違う風量・温度・湿度で設定しているということ!入っている観客の数や配席で大きく変わる劇場の温度を見事にコントロールしていて、何回テストを行ってデータを出したのかを考えると脱帽です。

 

これはお客さんが同じ場所に留まる劇場型だからこそ為せる業で、お客さんがいつ来るかわからないホテルではかなり再現性が低そうですが、空調や照明に拘りお客さんをうならすことが出来るホテルというのは感動してもらうためには必要なデザインかもしれません。

前の記事で書いたエントランス2層性のものなら応用が利きそうなので、もう少し詰めてみようと思います。

#ブロードウェイ #ミュージカル #アラジン #Aladdin #空調 #スモーク

 

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