よく「なぜ?」「なんで?」の視点を持った方がいいと言われる。
物事を鵜呑みにするのではなく、自分の中で納得することが大切だと思う。
鵜呑みにしていることすら気づいていないシーンや、見ているつもりが目が開いているだけで、実際にその物事を見てはなかったというシーンは往々にしてあるはず。
今日は保険の営業を受けに行ってきたから、その時にもいろいろなんでやろうっていうポイントがあった。
まず、三大疾病、八大疾病はなんやろな~
死亡率が高いことに加えて、保険会社が不安を煽るために作って押し出してる言葉なんやろな~とか思いつつ、
がんになった時に、発見されるたびに50万円がもらえるというものがあった。
でもこの50万円が貰えるのは年に一回まで。
これだけを聞くと、そいうルールなのかと思うけど、深く聞いていくと、
貰えるのは年に一回までだけど、1年の間に2回見つかれば、2年目でまた50万円が貰えるとのこと。
このルールなら仮に一年間に5回がんが見つかった時のもらえるお金の合計は、
50万×5=250万円
五年間にトータルで5回がんが見つかった時も同じく250万円なんだから、お金を渡すなら一気に渡すのと変わりなくないですか?
「なんで一年に一回と決めているのですか?」
営業マン「保険会社もビジネスなんでね~ まとめて払いたくないとかがあると思うんですよ」
「ん?? 意味が分からない。 なんでまとめて払いたくないんだろ」
さらに深く聞いていくと言い方は悪くなるけど、一年に一回にしておくと、その方が亡くなられたら50万円を払わなくてよくなるとのこと。人を救うはずの保険が、人が無くなる前提で作られている。
このシステムを否定するわけではなくて、なんでの視点を持ったからこそ知れたことだし、こういった考え方はいろいろな場面で転用できるようになるなということ。
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