基本的には人のつながりが増えていくことは良いことであると思う。。
でも、光があれば影があり、
何かを進めているときは、時々立ち止まって足場周りを見渡したほうがいいと思う
歩いてた道が意外と細くて崖横の可能性もあるから
今回のように、何かをするときにSNSでマスに向けて発信するだけでなく、ニッチなファンを作るためにオフラインで活動するというのは絶対に必要だと今回感じた。
※マス=大衆
※ニッチ=大手が狙わないような小規模で見逃されやすい領域
この中で気を付けないといけないのは
①イベントに参加していることに満足してしまうこと
②イベントに行けば行くほど、新人感が消えていくということ
③そのコミュニティを信じ込みすぎてしまうこと
①は、セミナーによく行く人とかにも当てはまって、セミナー病とでもいえばいいのかな。
「私は、起業セミナーに7年間通ってます!」みたいな、本来の目的を失ってしまうのは意外と陥りやすいことであると思う。
やりたいことを実現するために「起業」が必要であったわけで、そのセミナーに行くことが必要であったわけではない。
自分のパターンで考えると、多くの人が集まる場所に何回も行くという「頑張ってる感」が本来の目的を忘れさせてしまうということ。
「多くの人が集まる場所に行くこと」が目的なのではなくて、「学ぶこと」「企画を面白いと思ってくれる人を見つけること」が目的であることは忘れてはいけないと思う。
②は、次の記事でもっと詳しく話すけど、100人飲み会であったり、イベントに行けば行くほど、場慣れをしてそれが「挑戦している感」を消してしまう可能性があるということ
③は、宗教的な考えに近いのかもしれない。
もちろん、だれかに「君、この仕事やる?」とチャンスをもらった時に、そこに飛びつける体を作っておくことは大切である。でも、そのコミュニティで行われていることしか見ていないと、騙され感度が低くなる。
バックパッカーをして思ったことだが、日本は安全すぎるが故に『危険感度』がかなり低い。携帯や財布を置いたまま席を立つこともあるし、リュックの外ポケットに貴重品を入れながら満員電車に乗っている場面も時々見る。
この感覚と同じで、日本というコミュニティにいると外に出た時、もしくは外から入って来られた時に体が追い付かない。
常に外の世界に目を向け、大げさかもしれないが、特に新しいコミュニティに入っていく時は、このコミュニティすべてが詐欺集団かもしれないという考えを持っておいたほうがいい。疑うまではかからなくても、そういう発想を持っておくだけで、いざという時の危険感度は大きく変わる。
僕は今、素人会議というクラウドファンディングを進めているので、いろいろな人に会いに行くことがとても大切だと思っているし、今までに比べてかなり「会いに行く」という行動をとっている。その時にこの考え方は無くさずにいたいとも思っている。
↓「素人会議」クラウドファンディング進行中!