バーで働いている中で、売れる人と売れない人の大いきな違いは、一個一個の行動に意味を感じているかどうかだ。バーはホストやキャバクラと違って指名制度などはないので売れっ子の定義はすこし難しいのだけども、それぞれの売り上げを出すことはできるので、やっぱり売れているか売れていないかは明白だ。
例えばお客さんがテキーラのショットを飲んだ時、そのショットグラスはすぐにしまった方がいいのか、そのまま机の上に置いておいた方がいいのか、どちらにも意味があるので、意味を持たせているのならどちらでも正解だと思う。
あなたがバーで働いている可能性はかなり低いと思いますが、自分がその状況なら、そのショットグラスをどうしますか?
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僕ならしまわずに出しておきます。何ならそのお客さんの目に入るところに置き直します。
🤔🤔🤔🤔🤔🤭🤔🤔🤭
それぞれの理由を考えてみると(※僕が考えているかなり細かいところまで書いてみます)
ショットグラスをしまう理由🥃
・テーブルの上でそのグラスが邪魔になる
・アルコールのにおいがずっと残る可能性がある
・手が当たってそのグラスを落としてしまう可能性がある
・ショットグラスが少なくなって、ほかの席でショットを出すのが遅くなる
ショットグラスを出しておく理由🥃
・ショットのイメージを潜在的にそのお客さんに与えられる
・次のショットを出すまでのサービス時間を短くできる
・ほかのお客さんにもショットというアイデアを浮かべさせられる
・飲んだ量を顕在化でき、そのお客さんの見栄につなげられる
これくらいは考えて、そのグラスをどうするか判断していますが、僕的にはそのお客さんにショットのイメージを与え続けられるのが大きなメリットであると思うので、そのグラスを出し続けます。
もちろんそのお客さんが格式の高い人であったりしたら、すぐしまうこともありますし、その場その場なんですが、大まかには残しておくことがおいです。
ほとんどの人がしていることだとは思いますが、この考える部分をどこまで深く考えられるかで大きな差が出るのだと思っています。