最近、本多正識さんの「答えをつくる力」という本を読んでいます。
この本は、「芸人がなぜ瞬時に面白い話が出来るのか?」をベースに、脳の使い方や人生の捉え方を書いた非常に面白い本です。
かまいたちやキングコングとの交流も深く、時々出てくる昔ばなしなんかも面白いな~と思いながら読んでいます。
今回は、このタイトルを少しもじった「1秒で答えを出す力。いきなり乾杯の挨拶を頼まれたら」というお話をします!
いきなり例えからですが、100人単位の会食やパーティーで乾杯の挨拶を務める人っているじゃないですか。
乾杯以外にもとにかく「挨拶」を数人がするはずです。
大抵の人がその挨拶には選ばれない側ですが、突如「乾杯の挨拶をしてくれ!」と言われたら対応できますか?
自分に声がかかるはずがない。と思うかもしれませんが、「一番若い人に頼もう」「一番誕生日が近い人に頼もう」「先日仕事で一緒になった人がいて、○○さん来てください~」と言われたら行かざるを得ないですよね。
そういった時に答えを出せるのが芸人です。「いや~いきなりでびっくりしてるんですけどね~」と言いながら、乾杯の挨拶に笑いを含めて対応します。
これには今までの経験から「実際に使った乾杯ネタ」があるからというものありますが、彼らは常に脳がアイドリング状態になっています。
つまり、いつ何を振られても対応できるように脳を動かしているという事です。
僕は意外とこのアイドリング状態であることが多く、そのことを意識はしていませんでしたが、「自分が今呼ばれたら何て言おう?」と考えることがありました。
社会人1年目に何故か、いくつかの超大手の社長や役員が集まるパーティーに参加した時も、「この中で1番若い人に挨拶を頼もうかな。」と言われたら前でなんて話そうと考え、謎にずっと緊張していました。(笑)
今までにこういったパターンで当てられたことはありませんが、規模を小さくしたらいくらでも同じ状況はあります。
友達との会話の中で、「あ、俺も○○なことがあって、、」と話を広げられるのは脳がアイドリング状態にある時だけです。
この状態をキープすることは、お客さんと話すときや仕事の打ち合わせの時にも大きく役に立つと思います。
気の利いた一言を言えたり、話を上手く広げられたりとメリットしかありません。
これを癖付けるのはなかなか簡単ではなさそうですが、地道に続けてみようと思います。
そろそろ呼ばれるかな。(笑)
これを読んでくれてる人は呼ばないでね。(笑)
それでは、良い乾杯の挨拶ライフを!