昨日の記事に引き続き、暗のイメージが入ったキャッチコピーについてです。
まだ読まれていない方は、昨日の記事から読んでください!
◆ そうだ 京都、行こう。
今日は暗のイメージが入ったキャッチコピーをいくつか使っていきたいのですが、ダントツのものからいきたいと思います。
一度は聞いたことがあるこのキャッチコピーには色々な暗のイメージが入っています。
それぞれ見ていきます!
①「そうだ」と「京都」の間の半角スペース
お気づきかもしれませんが、このキャッチコピーでは「そうだ」と「京都」の間に半角スペースが入っています。
これによって「そうだ、、」という、ハッと思い出したようなイメージが付加されます。
どこに行こうか迷った時に思い出してもらいやすくなりそうです。
②京都の後の「、」
普通なら「そうだ」の後に「、」を入れたくなりませんか?それを敢えて「京都」の後に入れています。
僕の感覚ですが、これによって京都の情緒を感じさせているように思います。
京都の風情というか歴史のようなずっしりした京都のイメージが際立っています。
「そうだ、京都行こう。」だと「京都」の部分が流れて読まれてしまいます。
それを「京都」の後に「、」を入れることで防いでいるということですね。
これは案のイメージというよりも、キャッチコピーのテクニックのようにも思えます。
③京都、行こう
この部分も、普通なら「京都へ行こう」と書きたくなるものです。
これまた僕の感想ですが、「へ」が入ることでビッグイベント感が出ます。
重い腰を上げて行く一大イベントのような。
「さぁ、京都へいこう!」って感じです。
つまり、頻繁に行くのではなく、たまーに行くイメージになってしまうんですね。
一大イベントの打ち出しならそれでもいいですが、京都は常に存在し続けています。
なので、頻繁に来てもらいたいんですね。
「あっ!その案もあったな!京都行こ〜っと」くらいの方が、トータルの来訪回数は増えます。
僕の予想ではそこも計算されているのではないかなと思います。
この①②③が揃うことによって、この広告にはインパクトと効果が備わったのだと考察しました。
一つの広告に暗のイメージが3つもあります。
さすがだなぁ京都。
今回は一つで終わってしまったので、他のキャッチコピーはまた別のタイミングで!
それでは、良いキャッチコピーライフを!
#キャッチコピー #京都 #一大イベント #日常