記憶をよみがえらせて購入に繋げるマーケティング
最近、掘り出し記事にハマってます。その時は、イマイチだと思っていても改めて読んで編集すると良い記事になることも多いです。
そんなこんなで、今日は普通に買ってもらうよりも、記憶を蘇らせて買ってもらったほうが効率が良さそう!と言うお話です。
タイトルだけだと難しいので、詳しく書いていきます!
専門用語がいくつか出てきますが、それぞれ説明するので、最後まで読んでみて下さい☺️
◆購入までのプロセス
人が商品やサービスのことを知ってから実際に購入するまでには幾つかのステップがあります。
新しく発売された本のことを知ったからといってその本を即購入するなんてことはほとんどなく、比較・検討してから購入に至ります。
この購入までの流れを図で表したものを「マーケティングファネル」というのですが、この考えの根底には「AIDMA」というものがあります。
※これから出てくる英語みたいなものもちゃんと説明します!
恐らく何回かのブログに分かれますが、この記事関連で出てくる横文字は、「マーケティングファネル」「AIDMA」「AISAS」の3つだけです!
英文字の2つは英語の頭文字を合わせただけのやつです!
マーケティングファネルでは、人が購入に至るまでのプロセスを
①認知
↓
➁興味・関心
↓
③比較・検討
↓
④購入
と区分しています。
この形があるということは覚えておいて損はないと思うのですが、この考え方の根底にあるのが「AIDMA」というものです。
AIDMAは「Attention 認知」→「Interest 興味」→「Desire 欲求」→「Memory 記憶」→「Action 行動」の頭文字をとったもので、この考え方からマーケティングファネルは生まれました。
これを図で表すとこういうことですね。
◆認知→購入よりも、記憶→購入の方が楽
マーケティングファネルの元になっているAIDMAから考えると、行動(=購入)に至るには、まず認知が必要ということになります。
これはもちろんそうですよね。知らないものを買うことはできないので、まずは知ってもらうことが大前提です。
ですが、その前には【記憶】というものがあります。つまり、過去の経験を思い出させて直接的に購入に繋げることが出来るのではないかというのが、今回のタイトルにもある考え方です。
これはあくまで僕の推測で、実証したわけではないですが、マーケティングの理論的には可能で、面白いのではないかなと考えています。
記憶を思い出して商品やサービスを購入していることは意外とあるなと思っています。
例えば、ずっと好きだった人とデート出来るようになった場面をイメージしてください。
男性側ざデートプランを組むとして、今までの経験(他の人とのデート)の中で失敗しないものがあれば、自分の楽しさよりも女の子を楽しませる確実性の方を取って、記憶の中にあるデートプランを採用する可能性もありそうじゃないですか?
#最近のCMでみたデートコースと比べて
スーパーでも、昔食べておいしかった記憶のあるものに久しぶりに出会えば、ついつい手が伸びてしまうなんてこともあると思います。
これが記憶から直接購入に繋げているパターンで、一から知ってもらうよりはずっと簡単です。
ただ、既に記憶の中にあるなんてことはレアなので、記憶の中にあるものに紐づかせて「あぁ、こんなのあったな~」とさせるのがいいのかなと思います。
少し長くなりましたが、良いマーケティングライフを!