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「その意見に反対」と言えない日本の会議

僕は高校二年生の時に1年間留学をしていました。その時は英語力に自信があったのですが、半年前にニューヨークに行った時や、ふと英語が流れてくるときに自分の英語の未熟さを感じます。
 
そこで、最近はもう一度英語の勉強をし始めました。のど自慢大会に向けた練習や、ゴルフの練習ほどの力は入れられていませんが、週に3回ほどはできるようにしています。
 
英会話の中でも特に「ビジネス英会話」を勉強しているので、「会議」のシーンの英会話を学ぶことがあります。
 

 
その時に、日本の会議と海外の会議の違いで圧倒的に大きなものを感じました。それは、日本の会議には「その意見に反対です。」と言う文化が無さすぎるということです。
 
基本は全員一致の文化で、発言していない人には司会が話を振ってあげないと優しくないとさえ思われます。先日僕が会議で司会をした時も、同じように立ち回っていたことを思い出しました。
 
個人的には、もう少し独断的に会議を進めて、それに反対意見がある人は自分から積極的に発言する文化にしていった方が良いと思います。
 
英語には、意見に反対する表現がたくさんあります。
 
I'm not sure I agree with that. (mild disagreement)
申し訳ないのですが、それに同意できるか確信が持てません。(穏やかな反対)
 
I'm sorry, but I disagree. (polite disagreement)
申し訳ないのですが、同意できません。(敬意のある反対)
 
I'm not with you on that. (disagreement)
賛成できません。(反対)
 
I really disagree with you. (strong disagreement)
私は全くもっと反対です。(強い反対)
 
I think that's a terrible idea. (very strong disagreement)
私はまったくお粗末な意見だと思います。(非常に強い反対)
 
 
意見に反対することは、何もその人の人格・生き方を否定しているわけではありません。
 
日本の会議で「意見への反対」が出ないのは、「意見への反対」=「その人自身の否定」であると捉えてしまっているからだと思います。
 
このように書いている僕自身も、「意見への反対=その人自身の否定」の方程式が刷り込まれていた人間で、この考え方のせいで会議にスピード感が出せていなかったです。
 
会議にはみんなで話し合う必要があるもののあれば、圧倒的な一人の独断的進行によって進めた方が良いものもあります。
 
例えば、「漫画のストーリー」についての会議で、宮崎駿さんが司会をしたら、その周りに素人がどれだけいても正しい答えを導けることはありません。予算面などで助けられる部分はあるかもしれませんが、宮崎駿さんの独断で進めた方が、スピード感もクオリティーも高くなるのは確実です。
 
分かりやすく極端な例を使いましたが、似たようなシチュエーションは会社の会議でもあるはずです。
 
声を上げられない者への救済も大切ですが、「声なき多数は賛成している」と考えるサイレントマジョリティー的な考え方も大切だなと感じました。
 
コンプライアンスを意識しすぎて失ってしまった一面に感じます。
 
自分の司会の仕方も考え直してみないと、、そのためにもまずは納得させるほどの圧倒的ない力をつけていきたいと思います!
 
それでは、良い宮崎駿さんライフを!
 
#会議 #サイレントマジョリティー #ビジネス英語 #ビジネス英会話 #独断的
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