人は確実なものを魅力的に感じて、「ほとんど」確実なものを魅力的に感じないことを『確実性効果』という。
まあこんな名前なんかはどうでもよくて、これがどういったものであるか
例えば、袋の中に赤い球が98個 白い球が2個入っていて
赤い球を引けば52万円もらえるとする
もう一つの袋の中には赤い球が100個 白い球が0個入っていて
赤い球を引けば50万円もらえるとする
この場合どっちを選ぶかというとほとんどの人が後者を選択する。
98×52=5096
100×50=5000
なので、論理的に考えると前者の方が得なのだが、前者を選ぶめりとを感じる人はほとんどいないと思う。
こういった数学とは異なる人間の行動がとても面白い!!
これは人は得した時より損した時に感じるエネルギーの方が大きいという「プロスペクト理論」にも則っていて、仕事やサービスを生み出すうえでは非常に参考になると思う。
仕事に置き換えると、「多分」「恐らく」に魅力は感じられないので、「必ず」や「絶対に」という言葉を使う方がより大きいな好印象を与えることになるだろう。
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