やりたいこたが見つからなかった。
好きなことはいっぱいあったけど、これを一生やりたいって思えるものとは、今まで出会ったことがない。
歌手をうらやましく思ったことも何度もある。『夢』感が強いし、自分が一生かけてやりたいものに出会えたんだなって思っていた。お笑い芸人だってそうだ。高校卒業と同時に吉本に入る道を選ぶなんて、相当やりたかったんだなって感じだし、その道をがむしゃらに追いかけられることがうらやましかった。
やる気はある。でも一生かけてやるか分からないようなものだけに絞っていたら、あとで他のもっとやりたいものに出会ったときに、後悔するんじゃないだろうかって思ってきた。
僕は、小学校六年生の時に家族で行ったイタリア旅行で、ホテルのエントランスに魅了されて、あの異世界感を生み出したいから建築の道に進んだと人には言ってきた。確かに間違ってはないし、人から聞いたらそれこそ歌手と同じように夢を追っているカッコいい人生に聞こえるだろう。
ふと、僕はこれを客観的に見ることが出来てなかったのかもしれないと思った。
誰だって成功して有名になったら、それまでのエピソードを綺麗にかっこよく話すだろう。それを僕たちは１００％で聞いて、１００％で受け取る。まるで、その人が生まれた瞬間からそれだけに魅了されて、それしかしてこなっかたかのように。
でも実際は、いろんなことに熱くなってきてるし、いろんなことに挑戦してきている。だったら僕たちも、一生やるかどうかは分からないとしても、今少しでも興味を持っているものに全力を注いで、深く努力するべきじゃないかなって思った。いま少しでも好きなものがあることがすごいこと。それがあとはいろんな道になって進んでいくだけ。後から何を思うとかを考えるだけじゃなく、今はとりあえずこれをするって姿勢からしかその先にやりたいものは生まれないんじゃないかな。。。
たとえ仕事が変わったとしても、その根底にある、人を楽しませたいとか、社会を動かしたいとかは変わらないだろうから、今の仕事や学業は必ず役に立つなと思った。
今までさんざん悩みに悩んできた俺やけど(※俺か僕かまとめろ！)、とりあえずするっていう視点を持つことと、客観視することの大切さに改めて気づかされました。気づいただけでまだできてないので、これから頑張っていかないと屋根。🏘🏡🏚🏠⛺️
