{{情報}}
破傷風菌は世界中の至るところに存在する。
破傷風は傷口から感染し、土との接触が多いトレッキングなどをするときに感染のリスクが高い。
破傷風ワクチンは1968年から始まった三種混合ワクチンに含まれているので、定期予防接種では破傷風・ジフテリアワクチンを12歳の時に受けていれば、20代前半位までは免疫があるので接種は不要。その後は、一回の追加接種で十年間有効な免疫が付く!!
{{症状}}
4~7日ごろから、口が開きがたい、顎が疲れるといった症状に始まり、歩行や排尿・排便の障害などを経て、最後には全身の筋肉が固くなって体を弓の様に反り返らせたりするが、この段階にまでなると四割が死亡するという。。
また、治療が遅れると、息ができなくなったりし、亡くなることもあります。
{{対応}}
傷口の消毒や気道確保、抗けいれん剤の投与。
{{予防}}
予防接種が最も有効。
傷を負ったときは、まず水で洗い流し消毒する。
破傷風菌は空気に触れない状態を好む菌で、傷口でふさがると増繁するので、不用意に傷を閉じたりしない。