空間に飾る絵についてヒントを得られた気がする！
◆絵の必要性
空間を構成するものは「床」「壁」「天井」に分けられます。
床には豪華なカーペットを敷いて
天井からは豪華な照明を垂らして
空間を豪華にするために、床と天井は色々な工夫が出来ますが、意外と難しいのが「壁」だと思います。
窓際なら豪華なカーテンを垂らすことも出来ますが、それ以外の場所は「塗装」か「壁紙(クロス、シート)」が主なものになります。
この壁にエッセンスを加えられるものの一つが『絵』だと思います。
今までも壁に飾られている絵はたくさん見てきましたが、しっくりくる絵に出会うことはできませんでした。ですが、先日行ったレストランに飾ってある絵は、とても空間にとってプラスに働いているなと感じたので、その要素を抽出しておこうと思います。
レストランの広さはおおよそ２５０㎡
飾ってあった絵はこの絵です。（特によかったのがこの絵）
この写真もレストランを撮ったものですが、、今いるこの空間を広く感じさせ、また豪華に感じさせる働きをしているなと思いました。
絵がプラスに働く上での条件は、
①広さがはっきりとは把握しきれない空間であること
➁その空間よりも少し豪華な写真であること
例えば、「とても豪華なホテルの写真」が「３０㎡くらいのホテルの部屋」に飾っていると、その写真はそのホテルの部屋にとってプラスには働かないと思います。
30㎡だと部屋の広さを完全に把握することが出来るので、想像の中で「その写真の空間」を部屋の空間に足すことが出来ないからです。
感覚的な話ですが、飾ってある絵というのは無意識に訴えかけてくるものなので、感覚的なものを言語化しておくことは大切だと思います。
これが①の条件です。
次に➁の条件ですが、飾ってある絵は実際の空間に比べて少し豪華な空間であることが必要だと思います。例えるなら、実際のレストランが一人当たり１万円程度の店なら、一人当たり２万円程度のレストランの写真であるのがいいと思います。
一人１０万円を超えてしまうと少しオーバースペック？です。
飾ってある絵が豪華すぎると、実際の空間を良く見せるという効果はなくなり、ただの「独立した絵」になってしまします。
今いる空間はこの写真のように豪華な空間なのかな？と感覚的に感じるような写真飾るのがベストなんだろうなと感じました。
ここ最近では一番感覚的で伝わりにくいブログになった気がしますが、僕的には良いものに出会えたと思っていて、いいホテルを造るにはこうやって一つ一つのポイントを蓄積していくことなんだろうなと思いました！
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